ソウルに降り立った平野は、最初のあいさつとして、「謝謝(シェイシェイ)」と感謝を意味する中国語を発し、韓国語でもなければあいさつとしても間違っているという天然ぶりを発揮。知っている韓国語を尋ねられると、「謝謝」「我愛你(ウォーアイニー=愛してます)」「北京ダック」をあげ、完全に中国語と韓国語を誤認していた。
続けて、スタッフが「韓国の首都は?」と質問。平野は最初に「ソウルにやってきました!」と話しており、背後には「I・SEOUL・U(アイ・ソウル・ユー)」と書かれた大きなオブジェもあったが、平野は首都だとは知らなかったようで「パク」と衝撃の回答。スタッフから「それ日本でいう名字です」とツッコミが入り、答えに気づいた平野は「ソウルですか? なんだ俺、首都にいたんすか」と驚いていた。さらに、自身の韓国訪問を「来韓」ではなく、なぜか「来日」と表現する一幕もあった。
この一連の発言に対して、韓国のネット上で批判が殺到していると19日ごろから話題に。韓国のネットコミュニティやSNSなどで放送シーンの動画が出回り、韓国語と中国語を混同したこと、ソウルの街並みを見回して「意外と高い建物がある」と発言したこと、首都を聞かれて韓国の代表的な姓「朴」の日本語読みである「パク」と答えたことなどについて、ネット上で「故意の嫌韓的言動ではないか」と指摘する声が続出したのだ。平野は、リメイク版が韓国でも人気を博した『花より男子』シリーズの続編となる『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)に出演していたことで、以前から韓国でも知名度は高かったといわれている。
当初は局地的な炎上だったが、20日に韓国大手紙の朝鮮日報が「あいさつは『謝謝』、首都は『パク』…韓国をバカにした日本の有名アイドルが韓国ネットで炎上」、同じく大手紙の中央日報が「日本有名アイドル『韓国の首都はパク』…知っている韓国語『ウォーアイニー』揶揄論争」と相次いで報道し、騒ぎが拡大した。