4位:史跡高松城跡 玉藻公園(香川)

photo by み_かさん

天正16年(1588年)に豊臣秀吉の家臣・生駒親正が築城し、生駒家4代、松平家11代の歴代藩主の居城だった高松城跡を整備した公園。瀬戸内海の海水をお堀に引き込んでおり、愛媛県の今治城、大分県の中津城とならぶ”日本三大水城”のひとつに数えられています。映画『春の雪』や『椿三十郎』などのロケ地としても使用されました。

柿本人麿が讃岐の国の枕詞に「玉藻(たまも)よし」と詠んだことからこの辺りの海を玉藻の浦と呼んでいました。玉藻の浦にちなんで別名「玉藻城」とも呼ばれ、地域の方に親しまれています。

水門の向こうには瀬戸内海が見える

名物となっている「鯛(タイ)のエサやり」は、子供たちにも人気!ガチャガチャで専用のエサを購入し、まるでコイにエサをあげるように、鯛にエサをあげることができます。

5位:今治城(愛媛)

photo by タコさん

慶長9年(1604年)に、築城名手の藤堂高虎が瀬戸内海に面した海岸に築いた大規模な平城。明治維新後にほとんどが取り壊され、内堀と主郭部の石垣を残すのみとなりましたが、昭和55年(1980年)に5層6階の天守閣が再建されました。香川県の高松城、大分県の中津城とならぶ”日本三大海城”のひとつで、夜にはライトアップされます。

6位:宇和島城(愛媛)

photo by つうやんさん

慶長元年(1596年)から6年間かけて、築城名手とうたわれる藤堂高虎(とうどうたかとら)によって築城されました。現在残る天守は寛文6年(1666年)に再築された2代目で、現存する12天守(江戸時代、またはそれ以前に建設され現在まで保存されている天守)のひとつ。

標高74mの山頂に建つ天守の最上階からは宇和海などの眺めを楽しめます。

7位:徳島城跡(徳島)

旧徳島藩主であった蜂須賀氏の居城跡。明治6年(1873)の廃城令を受け、明治8年(1875年)には鷲之門を除く全ての建物が取り壊され、城跡となりました。鷲之門も1945年の空襲により焼失し、現在の門は1989年に復元されたものです。

周辺は徳島中央公園として整備されており、春には桜の名所として多くの花見客が訪れます。