松山城や高知城、丸亀城など四国地方にあるお城を、トリップノートの8万7千人のトラベラー会員(2023年3月現在)が実際に行っている順に、人気ランキング形式でご紹介します!

1位:松山城(愛媛)

photo by サント老船長さん

松山市街の中心にそびえる標高132mの勝山に建つ松山城は、伊予松山藩の初代藩主・加藤嘉明(かとうよしあき)によって江戸時代初期に建設されました。守りやすい地形に加え櫓や門が要所に配置されている堅固な要塞で、国の重要文化財が21点残されています。

photo by サント老船長さん

登城口はいくつかありますが、一般的なのは路面電車の大街道駅から歩いて行ける東雲(しののめ)口です。山麓駅「東雲口」と松山城のある山頂駅「長者ヶ平(ちょうじゃがなる)」を結ぶロープウェイとリフトがあり、景色を眺めながらゆったりと山を登っていくことができます。

江戸期以前から今日まで現存している12天守の中で最も高い場所にあり、最上階からは瀬戸内海をのぞむ360°のパノラマビューが広がります。

2位:高知城(高知)

photo by reomamaさん

標高44.4mの大高坂山上に築かれた典型的な平山城。江戸期以前から今日まで現存している12天守のひとつです。慶長16年(1611年)に完成し、その後大火にみまわれ焼失しましたが、宝暦3年(1753年)に創建当時の様式で再建が完了。天守や懐徳館(本丸御殿)など15棟の建造物が国の重要文化財に指定されています。

photo by skelligさん

天守内には、高知城が築城された当時の様子や、かつて盛んに行われていた鯨漁の様子をジオラマで再現しているコーナーがあるほか、展望フロアからは、高知市内を一望することができます。また山内一豊と妻・見性院が住んだといわれている本丸御殿(懐徳館:かいとくかん)では、美しい庭園や上質なお部屋を見学できます。

3位:丸亀城(香川)

photo by うちゃんさん

400年以上の歴史をもつ丸亀のシンボル。内堀から積み重ねられた石垣の高さは60mを超えており、日本一の高さを誇ります。その石垣に鎮座する天守は、江戸期以前から今日まで現存している「現存十二天守」のひとつ。最上階からは、讃岐富士の愛称で親しまれている飯野山や、瀬戸大橋を一望する絶景を楽しむことができます。