期間 2023年3月9日(木)〜2023年4月28日(金)
場所 KOTARO NUKAGA 六本木
URL kotaronukaga.com

2023年3月10日(金)より、現代美術家・松山智一氏と、カルロス・ロロン氏との共同キュレーションによるグループ展「ながくとも四十に足らぬほどにて死なんこそめやすかるべけれ(Die Young, Stay Pretty)」が、東京・六本木の『KOTARO NUKAGA』にて開催されます。

ニューヨークを拠点に世界で活躍する現代美術家・松山智一氏監修の展覧会が開催

世界で活躍する現代美術家・松山智一の手がけるグループ展覧会が六本木で開催
(画像=『ARETTO』より引用)

ニューヨークのブルックリンを拠点にペインティングや彫刻、インスタレーションなどを手がけ、世界で活躍する現代美術家・松山智一氏と、カルロス・ロロン氏との共同キュレーションによるグループ展「ながくとも四十に足らぬほどにて死なんこそめやすかるべけれ(Die Young, Stay Pretty)」が、3月10日(金)より『KOTARO NUKAGA』にて開催されます。

今回のグループ展では、カンディダ・へーファー氏、マリリン・ミンター氏、エルヴィン・ヴルム氏、フーマ・ババ氏、ジョエル・メスラー氏、桑田卓郎氏、セイヤー・ゴメス氏、カルロス・ロロン氏、松山智一氏といったニューヨークのMoMAやヴェネチア・ビエンナーレ等でも展示実績のある国際的に活躍する9名のアーティストの作品が展示されるとのこと。

世界で活躍する現代美術家・松山智一の手がけるグループ展覧会が六本木で開催
(画像=『ARETTO』より引用)

松山智一氏とカルロス・ロロン氏というふたりのアーティストの共通点は、1989年ポンピドゥー・センターで開催された「大地の魔術師たち」の展示以降芸術の世界で重要なテーマとなっているポストコロニアル、そして非⻄洋の文脈から生まれる美学による「美」というものに向き合っているということ。

美術の歴史上、常に検討されてきた「美(美しさ)」 という概念とその概念が包摂する多面性、そして美は普遍的ではないということついてロロン氏と松山氏との対話の積み重ねから今回の展覧会が企画されたのだそう。

世界で活躍する現代美術家・松山智一の手がけるグループ展覧会が六本木で開催
(画像=『ARETTO』より引用)

ファッション業界において商品化され、消費される性と身体を通して「美」というものについて批判的な視点に立ち、問題意識を共有するマリリン・ミンター(Marilyn Minter)氏、パキスタンをルーツとするフーマ・ババ(Huma Bhabha)氏は⻑きに渡り、現代の人物像の奇妙さをあらゆる美術史的参照を基にした折衷的なオブジェクト、ドローイングなどの制作によって表現してきました。

90年代以降のドイツ写真のみならず、現代写真を牽引してきたベッヒャー派のひとりとして知られるカンディダ・ヘーファー(Candida Höfer)氏、さらには、セイヤー・ゴメス(Sayre Gomez)氏、エルヴィン・ヴルム(Erwin Wurm)氏、ジョエル・メスラー(Joel Mesler)氏、 桑田卓郎氏、カルロス・ロロン(Carlos Rolón)氏と松山智一氏を含めた国際色豊かな 9 名のアーティストの作品により大文字の「美術史」を語る「美学」 に向けて批評的な視点で捉え、一石を投じる構成での展覧会。

ぜひ足を運んでみてくださいね。