浅川は、父親を亡くし、叔母のあかりに引き取られ一緒に暮らすことになる、おい・幸泉朔太郎役を務める。家事担当で、家族のために栄養バランスを考え、おいしい料理を作るしっかり者だ。

 「もともと原作があった作品なので、役作りのために原作を読んで朔太郎がどんなキャラクターなのか研究を頑張ろうと思いました。あかりが朔太郎と楓子を引き取って最初は関係が不安定だったのが、話が進んでいくにつれて絆が深まっていくのが読み取れて家族の大切さを感じました」と語る浅川は、「朔太郎は真面目なキャラだから、基本長いセリフだったんですけど、その中で感情の波を作るのが難しかったです。また、朔太郎のクールな面とスイッチが入って必死になるところとのメリハリをつけることを意識しました。けんかもありながら、筆谷家の温かい日常をうまく表現できたと思うので、ぜひ家族で見てみてください」と呼び掛けている。