4月2~27日まで博多座(福岡市博多区)で上演される舞台「キングダム」。公演に先駆けて、メインキャストの三浦宏規、高野洸、小関裕太、牧島輝が来福し、取材会に出席した。
「キングダム」の原作は、原泰久氏の同名コミック。古代中国の春秋戦国時代末期における、戦国七雄の争乱を舞台に戦災孤児の信(しん)と、後の秦の始皇帝となる若き王・嬴政(えいせい)の2人の少年が、時代の荒波にもまれながらも“史上初の中国統一”を目指す姿が描かれている。コミックの既刊累計発行部数は9500万部を突破、2013年には「第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞」を受賞し、名実ともに国民的人気作品となった。漫画以外にもアニメ化や映画化もなされており、映画は公開年(19年、22年)でそれぞれ邦画実写作品における興行収入1位を記録するなど、さまざまなメディアミックスを経て、常に“社会現象”といえる盛り上がりを巻き起こし続けた。