比嘉は「撮影期間、これだけ縛られたり…引きずられたり…、ずっと捕らわれの身でいるという経験は初めてだったので、娘が誘拐されたりとか、台本を読みながら、心情的には正直とてもしんどかったです。だけど、現場が好きすぎて、撮影以外の合間は本当に楽しくて、ずっと笑顔でいたように思います。大人になり、これだけ経験を積んできても、楽しませてくれる現場や皆さんとの出会いに、あらめて感謝だなと…泣きそう! 自分もしんどいけれど、みんなも同じように大変で、それでも文句を言わずに強い気持ちでいいものを作ろうとされている、皆さんのプロ意識に毎日心が震えていました。尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」と感極まりながら思いを伝えた。

 菊池は「私事ではごさいますが、15年前、翔くんに憧れてジャニーズに入りました。つまり、15年前に翔くんにジャニーズにしてもらったわけです。そして15年後、今度は翔くんに『鬼』にしてもらいました(笑)。次は何になれるのか、今からワクワクしています」と櫻井との縁を喜び、「そして、共演者の皆さん、それからスタッフの皆さんに囲まれ、皆さんと一緒にこの作品を作ることができたこの時間は本当にかけがえのない宝物になりました! 本当にありがとうございました!」とあいさつ。

 ソニンは「駆け抜けたという言葉がぴったりのような…指揮本部での撮影は、スピード感、緊迫感にあふれていて…。そして、10話では最後アクションもあったりして、10話にして、やっと病院内に入って、『大病院占拠』撮っているなぁという気持ちで撮影に臨んでおりました。今は、やっと終わったんだなぁという気持ちで、本当に胸がいっぱいです。この役をいただいてから、本当に『大病院占拠』にどっぷり身を注いで、ライフワークみたいになっていたと思います」と誠心誠意、作品に臨んでいたことを報告。続けて、「周りの人からも『大病院占拠、面白い』『ハマっていてヤバいんだけど!』と言っていただけることも多くて。もうすでに達成感を感じていたので、撮影が終わってしまうのはすごく寂しい気持ちもします。本当に、スタッフの皆さんとキャストみんなで力を合わせたことで、ここまですごい作品になったのではと思っています。まだ、編集など残っていることもあると思いますけれど、最終回の完成を楽しみにしています。そしてまた皆さんとどこかでお会いできることを心より願っています。本当にお疲れさまでした!」と作品への愛情を示した。