鬼たちの本当の狙いが明らかになる、ドラマのクライマックスとなる重要なシーンで撮影終了となった武蔵役・櫻井、その妻で心臓外科医・武蔵裕子役の比嘉、“青鬼”耕一役の菊池、神奈川県警捜査一課の管理官で武蔵の同期・和泉さくら役のソニン、動画配信者・因幡由衣役の明日海。撮影後、スタッフから「オールアップです!」の声がかかると、共演者やスタッフから花束と盛大な拍手が送られ、怒濤(どとう)の撮影期間を無事に走り抜けた思いをそれぞれがコメント。涙と笑顔にあふれた感動のクランクアップとなった。

 櫻井は「皆さん、長い期間、本当にお疲れさまでした! 何というか…、この作品に参加できてよかったです。とにかく参加できてよかった。こんな、話題のど真ん中というか、大きな渦の真ん中にいるような感覚を持ちながら、ドラマを撮影することはなかなかないことですし、加えて、皆さんのリアクションを糧に、ガソリンにしながら走っている感じが、連続ドラマの醍醐味(だいごみ)のようにも感じて、『生きてる!』って感じがしました」と充実感をにじませる。

 さらに、「共演者の皆さんや、スタッフの皆さんが、この作品に懸ける強い思いを抱えながら撮影に臨んでいるんだな、というのを感じながら現場にいられるのがすごくうれしかったです。個人的なことで言うと、20年前の1月クールに連続ドラマに初めて主演した時にご一緒した、大谷(太郎)監督とご一緒できて、再びここで人生交わるんだなぁと、うれしく思っています」と思いを伝え、「あらためまして、長丁場本当にお疲れさまでした。最終話も楽しみにしていますし、夜9時からの『1億3000万人のSHOWチャンネル』の後に見たいと思っております(笑)。皆さん、本当にお疲れさまでした!!」とリアルタイム視聴をアピール。