目黒といえば、昨年放送された『silent』で俳優として大ブレイクを果たし、同年12月公開の映画『月の満ち欠け』で第46回日本アカデミー賞の優秀助演男優賞と新人俳優賞をダブル受賞。NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』にも出演し、主演映画『わたしの幸せな結婚』の公開を控えているうえに、夏には主演ドラマが放送される予定だと報じられるなど、個人の活動でも飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍している。

 しかし、この快進撃も、すべては「グループのため」だという。今月10日に放送されたTBS系トーク番組『A-Studio+』に出演した際には、目黒がソロ仕事を選ぶ基準として「Snow Manに還元できない仕事はしないって決めているんで」と断言。個人の評価を得たいわけではなく、Snow Manを知ってもらう入り口としてソロ活動に取り組んでいるのだと強調していた。

 目黒はジャニーズJr.時代に長い下積みを経験しており、なかなか日の目を見ることはなかった。昨年11月の『めざましテレビ』(フジテレビ系)では出演映画『月の満ち欠け』の内容に掛けて、自分の人生で起きた奇跡は?と質問されると、「デビューできたっていうことが奇跡」と回答。さらに、デビューした後に「会社の人」に教えられた話として、ジャニーズJr.の名前が載っている名簿があり、「目黒は絶対にデビューできないところに名前が載っていた」と、“序列”が低かったことを明かしている。目黒は元々は宇宙Sixというグループのメンバーで、2019年に兼任という形でSnow Manに途中加入。同年8月にSnow Man専任となったことでデビューを果たしたが、一方で宇宙Sixは目黒のデビュー後に解散してしまっており、人一倍「グループ」への思いが強いとみられている。