グラミー賞でのバッド・バニー(左)とテイラー・スウィフトグラミー賞でのバッド・バニー(左)とテイラー・スウィフト

米人気歌手テイラー・スウィフトと、プエルトリコ出身の歌手でラッパーのバッド・バニーのファンは今一度、自分のパスワードについて見直したほうが良いかもしれない。

Business Wireの報告によると、セキュリティ企業の「SpyCloud」は昨年、ハッキングされる可能性がある、テイラー・スウィフトとバッド・バニーに関連したパスワードを32万7,000以上も発見したという。また、ハッキング被害のおそれがある両アーティストの関連キーワードには、「テイラー(Taylor)」「ベニート(Benito ※バッド・バニーの本名)」「Me porto bonito(バッド・バニーの楽曲名)」「Midnights(テイラーのアルバム名)」などが含まれていたそうだ。

ポップ・カルチャーのトレンドに結びついたパスワードは依然として人気が高いものの、その反面、個人情報漏えいなどの危険性も高いという。

同サイトはまた、先述以外にも、脆弱(ぜいじゃく)なものとして、ネットフリックスやHuluといった配信サービスに関連するパスワードが26万1,000以上、エリザベス女王の死やロイヤルファミリーに関するパスワードが16万7,000以上あったと付け加えている。