苦しい状況にある広瀬だが、『大病院占拠』が『映画ネメシス』にとって追い風になる可能性もあるという。

「『大病院占拠』は、櫻井がとても“男臭い刑事”に見えないうえ、アクションシーンには『どんくさい』『足が遅い』といった声が飛び交い、刑事活劇は向いていないというのが視聴者の一致した意見。一方、『ネメシス』ではポンコツ探偵役で、櫻井にはこちらのほうが合っていたと見直されています。また、『ネメシス』で広瀬演じる探偵助手は身体能力に優れ、インドの武術であるカラリパヤットの使い手という設定ですが、キックボクシングに通う広瀬のアクションはキレキレで櫻井とはレベルが違うので、映画版で改めて“広瀬はすごかった”と再評価されるのでは」(同)

 女優としては姉の広瀬アリスとも立場が逆転してきた印象のある広瀬。『夕暮れに』が振るわないなか、なんとか『映画ネメシス』で結果を残したいところだが、はたして……。