テレビでよく涙を流すアナウンサーといえば誰か。かつてであれば、その答えは迷わず徳光和夫だった。その一択しかなかった。しかし、現在はどうだろう。候補は2人いる。

 日テレで徳光の涙方面を引き継いでいるのは、やはり水卜麻美アナウンサーだろう。徳光とともに『24時間テレビ』(日本テレビ系)にも例年のように出演している彼女。7日の『午前0時の森』(同前)で、こんなシーンがあった。

 この日は、若林正恭(オードリー)の生前葬を行う企画が放送されていた。実際の葬儀社の人もゲストに招き、ひと通りのレクチャーを受けた上で臨んだ式。友人スピーチ(弔辞)を送る友人代表として登場したのは、土屋伸之(ナイツ)、佐藤満春(どきどきキャンプ)、そして春日俊彰(オードリー)だった。

 若手時代の思い出や、仕事に臨む若林の姿勢などを語る3人。もちろんそこはバラエティの企画、それぞれ若林を軽くイジり笑いを交えながら、ちょっといい話にも聞こえるエピソードを交える塩梅でスピーチしていた。