セレーナ・ゴメス Photo: John Salangsang/Shutterstockセレーナ・ゴメス Photo: John Salangsang/Shutterstock

歌手で女優のセレーナ・ゴメスが「ボディ・シェイミング」を受けたときの心境を告白している。

「ボディ・シェイミング」とは、人の体型や見た目などをからかったり、バカにしたりする発言のことだ。

このたび、Apple TV+のドキュメンタリーシリーズ「Dear...」に登場したセレーナ・ゴメスは、免疫疾患の1つであるループス(全身性エリテマトーデス)の診断を受け、腎臓移植を受けたあとから、自分の体や体型に関するコメントが目立つようになったことを明かした。

番組内で「私の体重は、薬の影響でとても変わりやすかったの。そして明らかに、世間はそこを突っ込んできた」と語ったセレーナは、「彼らは私をおとしめることができるポイントをようやく見つけたという感じだった。ループスのせいで体重が増えたのを、からかわれるようになった」と、世間の反応が様変わりしたことを明かした。

さらにセレーナは、当時のSNS上での攻撃に対処するため、「ウソをついたこともあった」と告白した。

「SNSにログインして、自分の写真をのせて、『ヘイトコメントなんて気にしない』ってフリしてた。自分はこんなコメント聞き入れていないってね。でもその投稿をしている間、私は部屋で涙を流していた」と、じつは強がっていたことを打ち明けている。

セレーナはあえて強がってみせた理由について、「自分は気にしていないって投稿することで、同じことを経験している他の人たちに、迷惑をかけるようなことはしたくなかった」と述べると、「見た目や人柄、誰を愛しているのか、そんなことでバカにされるなんて。こんなに不公平なことはない。誰だって、そんな思いはしたくない」と付け加えた。