◆タイの人々に根付く「タンブン」“徳を積むこと”の精神
小林さんの初の単行本「タイのひとびと」を読むと、小林さんがタイの生活の中で、特に現地の人々に魅力を感じていることが伝わってきます。
「タイの人は『なんでここまで!』と思うくらい親切にしてくれることが多々あります。タイでは仏教の教えで、“徳を積むこと”を『タンブン』と言います。その精神が人々の生活に染み込んでいるのか、本当に親切な人が多いです」
仕事中だったとしても、困っている人を見かけると「マニュアル通りではなく“人として”の対応をしてくれる」と感じるといいます。