一方、北村も「こんなに撮影が終わってほしくないなと思うことは、ちょっと久々。毎日笑っていたな、という印象です」と振り返り、今回初挑戦した手話についても、「今や普通のお芝居をするのがちょっと怖いくらい、手話がなじんじゃいました。それほど、一星でいる毎日が自分にとって、とてもいい日々だったなと思います」と充実ぶりをうかがわせた。そして、「また同じチームで、皆さんと作品を撮れたら幸せだなと思います。ぜひまた一緒に作品をやってください!」と期待を寄せた。
2人より先にクランクアップを迎えていたディーン。45歳の心優しきポンコツ新人ドクター・佐々木深夜を演じきったディーンは、開口一番「おつかレインボー!」とおちゃめにあいさつすると、「最初にこの作品の脚本を読んだ時、世の中が今必要としているものなんだろうなと思う“包まれるような優しさ”を、すごく感じました。そして、ポンコツ役がこんなに癖になるとは思わなかったですね(笑)。うまく転がされて、とても心地よかったです! 本望ですね! もう思い残すことはありません!」と新境地を開拓できた作品への愛を述べ、最後まで笑顔で現場を後にした。