増税の前に選挙をやるといったそうだな。有権者がどれだけ怒っているか見せてやろうじゃないか。
さて、毎年、ちょっとひねった意見広告で注目を集める宝島社の二面ぶち抜き広告だが、今年は、後期高齢者と思われる女性がタイツ姿で、高いヒールを履いている姿が全面にあっ「団塊世代は最期までヒールが似合う。」と大書してある(朝日新聞1月5日付から)。
ヒールとはハイヒールのことかと思ったら、悪役のことであった。
右下に、
「かつてこんなにも疎まれながら、たくましく生きてきた世代があっただろうか。団塊は、他の世代にとって永遠のヒール=悪役だ。彼らは年を重ねてなお、他人におもねることはしない。いまだに野心でギラギラしながら、高齢化という時代の主役を張っている。団塊よ、どうか死ぬまで突っぱって生き切ってくれ。他の世代を挑発し続けてくれ。表舞台から去るのはまだ早い。ナースコールの前にカーテンコールだ。あなたたちの生き様に嫉妬をこめて、盛大な拍手をおくらせてほしい」