翌日には、南と前田拳太郎の撮影が終了。その場にはいないながらも、教員役の北川や山田裕貴をはじめ、学生役の共演者に向けての思いを述べるなど、学生役の絆は作中同様、固くなっていたことをうかがわせた。最後は、作中でも現場でもムードメーカーとなっていた前田旺志郎がアップを迎え、現場スタッフや共演者にいじられながらも、撮影を楽しめていたことを笑顔で明かした。

 南は「いつも作品に入る前は“(共演者の皆さんと)ちゃんとしゃべれるかな”“皆さんの足を引っ張らないかな”と、いろいろ考えてしまうのですが、優しい皆さんのおかげで、充実した刺激的な毎日を過ごすことができました! 終わってしまうのが本当に寂しいです。またどこかでお会いできるように頑張ろうと思えた、すてきな現場でした!」とコメント。

 高橋は「最初は真中信太郎がどんな役なのか、そしてどのように最終回を迎えるか想像できていなかったのですが、僕が真中のことを考えれば考えるほど真中も成長していきました。学生役のみんなとどんどん仲良くなって一緒に笑えるようになっていって、真中という役と共にみんなに近づけた気がして…それが何よりもうれしかったです。真中は僕の中でも挑戦的な役だったので深く考えたこともありましたが、現場の方々のおかげで“明日もいい真中を作れるように”と日々台本と向き合うことができました」と笑顔で語った。