人気の「春分の日にやること」解説します

春の季節の祝日の代表とも言えるのが、3月20日もしくは21日の「春分の日」。3月下旬の時期は北国でも雪が溶け始め、春へと向かう季節。とはいえ、春分の日が一体どんな日なのか、実はあまりよく知らない人も多いのではないでしょうか。

今回は春分の日の由来ややること、人気の季節感ある食べ物について解説していきます。春分の日を迎える前に、ぜひチェックしてみてくださいね。

3月の祝日・春分の日はどんな日?

「春分の日にやることって?」行事・食べ物など季節感溢れるものを集めました
(画像=pixabay.com Folkより引用)

春分の日は、祝日法により「自然をたたえ、生物をいつくしむ祝日」と定められています。

暦の上では、春分の日を境に夜より昼の時間が長くなりはじめ、本格的に新しい季節がスタートする時期となります。ここからは、知っておきたい春分の日の始まりや、人気のやることについて解説していきます。

皇族の方の霊を祀る儀式を行う日

春分の日にやることのひとつが、皇族の方の霊を祀る「春季皇霊祭」。現在も続けられている皇室行事のひとつです。

1948年7月20日に「国民の祝日に関する法律」が施行されるまでは、3月20日は「春季皇霊祭」という祝祭日でした。同日「春分の日」と名称が改められ、現在に至ります。

太陽が春分点を通過する日

黄道と赤道が延長して交わる点は、春分点と呼ばれます。太陽がこの春分点を通過する瞬間が含まれる日が、春分の日と定められています。

春分の日には太陽が真東から登り真西へと沈むため、昼と夜の長さが同じになります。春分の日が年によって3月20日もしくは3月21日と変わるのは、地球が公転するのにかかる日数が365日ちょうどではないからです。

お彼岸の中日

春分の日は、春の彼岸のちょうど中日に当たります。春分の日を含めた前後3日にやることは、先祖を供養し自らの行動を振り返ることとされています。

また先祖に感謝と尊敬の気持ちを込めて、仏壇や仏具の掃除をするのも忘れずにやることの一つです。

春分の日にやることとは?

「春分の日にやることって?」行事・食べ物など季節感溢れるものを集めました
(画像=pixabay.com Folkより引用)

多くの学校では卒業式が行われ、春休みの初日となることが多い春分の日。寒さも和らぎ少しずつ新しい季節の訪れを感じる春分の日に、人気のやることを解説していきます。

やることや過ごし方に迷ったら、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。外に出かける時には、五感をフルに使って季節感をたっぷりと堪能するのもお忘れなく。

人気の春分の日にやること《お墓参り》

春分の日にやることとして人気なのは、お墓参りです。季節のお花やお供物をし、お墓が汚れていたら水をかけて清めましょう。自宅に仏壇がある人は、仏具のお手入れをするのも人気のやることのひとつです。

時間がなくお墓参りができない時は、故人の写真を見返したり、家族で思い出について語りあったり、想いを馳せるのもよいでしょう。

人気の春分の日にやること《自然のある場所へ行く》

ヨーロッパでは、春分の日が本格的な春の季節のスタートと考えられています。日も冬に比べて長くなることから、ぜひ積極的に外出しましょう。また春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ祝日」です。

そのため季節を感じるのにぴったりの、自然が多い山や川などに出かけたり、公園でのんびりと過ごしたりするのも、春分の日にやることとして人気です。子供がいるのなら、人気のたんぽぽやてんとう虫など、春の季節ならではの植物や生き物を見つけるのも楽しいですね。