●6-1.住宅街や商業地の地価の推移とその比較

 まず、各駅周辺の地価を確認していきます。

 以下のグラフは、商業地域に区分されている『港5-51(白金高輪駅)』と『港5-11(麻布十番駅)』、住宅地に区分されている『港-8(白金高輪駅)』と『港-2(麻布十番駅)』のデータを基に、2011年から2022年までの価格を表したものです。

 まず、白金高輪駅周辺の商業地の地価推移を見ていきます。

 2013年から着実に地価が上昇し、10年間で約75万円/平方メートル(54%)も価格が上がっていることがわかります。

 一方の麻布十番駅も、10年間で約111万円/平方メートル(47%)価格が上がっています。

 次に、白金高輪駅周辺の住宅地の地価推移を見ていきます。

 こちらも商業地と同じく2022年まで地価が上昇し、10年間で約33万円/平方メートル(36%)価格が上がっていることが分かります。

 麻布十番駅に至っては、10年間で約76万円/平方メートル(49%)も価格が上がっており、どちらの地区も安定して上昇傾向です。