そんな『めざまし8』の一番のウィークポイントは、司会の谷原章介にあるという。

「不用意な失言を繰り返してネットニュースの餌食になることも多く、もはや視聴者も谷原の“失言待ち”のようなところすらある。ただ、『とくダネ!』の小倉智昭はネットで自分がどう言われているかを知って愕然としたそうですが、谷原の場合は失言で叩かれても平然としている感があります。いずれにしても『めざまし8』の放送時間帯は、ほかに見る番組といえば『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)か『スッキリ』(日本テレビ系)の2択。熱心に見ているというよりは、ただテレビをつけているだけ、といった消極的な理由の視聴が多そうです」(同)

 では、平日朝のワイドショーの視聴率はどうなっているのだろうか?

「相変わらず『モーニングショー』がトップです。3月4日は世帯9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人5.2%でした。『スッキリ』1部は世帯5.1%、個人2.6%、『めざまし8』は世帯4.7%、個人2.7%となっています。もはや低レベルの争いではありますが……」(同)

 4月からは、加藤浩次の『スッキリ』に代わって南海キャンディーズ・山里亮太の『DayDay.』がスタートする。果たして、勢力図に変化が起きるのだろうか? また、谷原をはじめ『めざまし8』の出演者がどうなっているのかも興味深いところだ。