年齢を重ねるごとに慢性的な肉体の悩みも増えてくるものです。

腰痛もその代表のひとつ。

今回は、現役ヨガインストラクターである筆者が腰痛の手助けになるかも知れないヨガポーズ をご紹介します!

ヨガが効く?慢性的な腰痛の原因

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

長引く痛みは、ストレスにもなりますよね。

日々の行動やクセなど、腰痛の原因は日常生活にも潜んでいるものです。

慢性的な腰痛の原因となる主な原因と、ヨガによる解決方法を探ってみました。

※慢性的な腰痛は重篤な疾患が隠れている場合や動くと悪化するケースもあるので、自己判断せずに、まずは整形外科や総合病院で診断してもらいましょう。

腰痛の原因①:長時間の同じ姿勢による筋肉のコリ

例えば、飲食や販売など仕事柄ずっと立ちっぱなしだったり、デスクワークで座りっぱなしだったり。

長時間の同じ姿勢をキープしていると、 同じ筋肉が緊張しっぱなしでコリ固まってしまいます。

今回ご紹介する「半分の鳩のポーズ」や「一本足のねじりのポーズ」などで背中や腰まわり、お尻の筋肉を伸ばして上げることで、腰痛の緩和につながる可能性があります。

腰痛の原因②:姿勢の悪さなどによるカラダの歪み

日常的な仕草の中にあるクセの積み重ねによって、カラダに歪みが出ている場合も腰痛の原因になるものです。

骨盤や背骨を歪ませる原因になるクセ
  • 足を組む
  • カバンをいつも同じ肩にかける
  • 寝る体勢

バランスよくカラダを動かし歪みを改善することで、腰痛の緩和にもつながります。

「半分の鳩のポーズ」や「牛の顔のポーズ」などは歪みの改善、腰痛緩和の手助けになるでしょう。

また「プランクポーズ」などは体幹トレーニング効果があり、姿勢をまっすぐに保つ筋肉を育てられるのでオススメ。

腰痛の原因③:筋肉不足

普段から運動する習慣がない人は、年齢と共に筋肉不足になり筋力が衰えてしまいます。

筋力が衰えるとカラダをまっすぐに支える事が難しくなり、カラダが歪みやすくなることから腰痛の原因に。

また、筋肉不足だと重い荷物などを持った時にカラダへの負担が大きく、それがキッカケでギックリ腰などになる可能性もあります。

日常的にヨガやウォーキングなどの運動をすることで、筋肉不足を補えるでしょう。

ヨガで腰痛になる事も?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ヨガは腰痛にいい面もあるのですが、ヨガによって腰痛が悪化してしまうこともあるのです。

ヨガが原因で腰痛になってしまうケースをご紹介します。

ケース①:全身の筋肉不足、腹筋不足

筋肉が少ない人が無理をしてヨガのポーズなどをする事により、関節や背骨に大きな負担がかかってケガの原因になってしまうことも。

特に腹筋が足りない人は後屈系のポーズをした時に、背中の筋肉ばかり使う事で背中の筋肉疲労からケガにつながってしまったり、腰や背骨の負担になってしまうこともあるのです。

ケース②:アライメントが正しくない

インストラクターの指導の元、正しいアライメントでヨガを行わないと腰痛の原因になることも。

アライメントは安全にヨガポーズをし、バランスよく筋肉をつける大切なものです。

ポーズを正しく理解し、自分のカラダに無理をせずにヨガのポーズを行いましょう。