メンタルが弱い自分を変えたいですか?

メンタルを強くする方法は色々あるりますが、なかでもヨガは効果的。

この記事では日本総合ヨガ普及協会の準指導師資格を持っている筆者が、自分のメンタルを鍛えるためのヨガについて分かりやすく開設していきます。

ヨガはもともとメンタルを鍛えるためのもの

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ヨガといえば、美容や健康のための体操と考える方が多いのではないでしょうか。

けれども、約6,000年前にインドではじまった頃のヨガは悟りを開くための修行のようなものでした。

そのため、ヨガで重要視されていたのは「メンタルを鍛えること」。

どんなことがあっても落ち着いて静かに平然としていられる強いメンタルを得るために、昔のインドの人はヨガ修行にはげんできました。

ヨガの経典「ヨガ・スートラ」を開いてみると、メンタルを強くするためのテクニックが驚くほどことこまかに書かれています。

全てを紹介できませんので、いくつかの大きなポイントをここでご紹介しましょう。

自分を見つめるヨガでメンタルを鍛える

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ヨガで最も重要な事の一つが「自分を知る」ということです。

メンタルを強くしようと思ったら、まず自分のメンタルの状態をよく知ってどのように鍛えるべきか見極めていきましょう。

どんな時に腹が立つのか。

どんな時に悲しくなるのか。

どんな時に不安になるのか。

どんな時に自信がついて明るくなるのか。

自分のメンタルを注意深く、観察してみましょう。

メンタルの状態を冷静に観察することが、鍛えるための大きな一歩です。

ヨガで体幹を鍛えてメンタルをコントロール

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

カラダの動きを止めて冷静になる

ものすごく腹が立って、仕方がない時ってありますよね。

イライラしている時って乱暴に物を投げつけたり、激しい言葉を投げつけたりしたくなりませんか。

「キレそうな時こそ止まってみたらどうか」と、昔のインドの人は考えました。

まるで一時停止のように止まってみる。

じっと、まばたきさえせずに止まってみる。

「とにかくカラダの動きをひたすら止めることで、怒りという荒波で大きく荒れ狂う心の動きも止めることができるのではないか」と考えたわけです。

インドのヨガ修行者の人が、じっと座って動かず瞑想している写真などを見たことはありませんか。

あれは、じっと止まって座ることで、荒れ狂う心の動きを止めようとしているわけですね。

長時間止まっていられるのは良い姿勢

ですが、だるまさんが転んだじゃあるまいし、イライラに動じないようにするためとはいえ止まっていることって難しいですよね。

どんな姿勢で止まってみても、どこかが圧迫されてしまったり足がしびれてしまったりして、うまくいきません。

例えば…

猫背で背中が丸まる⇒腰に負担。

カラダが右にかたむいている⇒右足にばかり負担。

昔のヨガ修行者は試行錯誤を繰り返したあげく、良い姿勢でいることが長い間ラクに止まっていられるということを発見しました。

カラダのどこかを圧迫したり負担をかけすぎたりしない姿勢は、良い姿勢なのです。

全てのヨガポーズは良い姿勢のための訓練

良い姿勢をとることってむずかしい気がしますが、良い姿勢が実は一番カラダに負担をかけないんです。

だからヨガでは良い姿勢をとることが、とても重要視されるんですよ。

全てのヨガポーズは、自然と良い姿勢がとれるようになるための訓練なのです。

すぐに良い姿勢がとれるわけではないですが、コツコツと続けるうちに必ず成果があらわれます。

ただ自己流のヨガだと変なクセがついてしまうこともあるので、ヨガ教室に通うことがオススメ。

猫背でうつむいていた顔があがるだけでも顔に光をたくさん受けることができますから、明るく強いメンタルになります。

姿勢が改善されるだけで、積極的な気持ちになれるんです。