もっとも、中国政府が昨年末に「ゼロコロナ」政策を実質停止したことで新型コロナウイルスの感染状況は悪化していると伝えられており、さらに偵察気球の問題や、台湾有事の可能性なども指摘されているような不安定な情勢だけに、留学見送りは賢明な判断に見える。しかし、ネット上では「そんなこと留学決める前からわかってたでしょ」「台湾との戦争なんか懸念してたらいつまでも行けないぞ」「承知の上で中国いくと思ってた」「この調子だと一生無理そう」などといった冷ややかな反応が多いようだ。
「小島は人気漫画『キングダム』の作者との交際が発覚して以降、人気が急落。そのため、現状を打開しようと、より大きな市場で勝負に出ようと考えたのだと思われます。留学に際しては、『世界まる見え!テレビ特捜部』(日本テレビ系)で密着チームが用意され、小島は『中国支局長』のポジションでの出演が決まっていたとも伝えられている。プロジェクトが進んでしまっている以上は、留学しないわけにもいかないのでは」(テレビ誌ライター)
もっとも、仮に留学を取りやめたとしても、小島にとってはまったくの無駄にはならないとの見方もある。芸能記者はこう話す。
「留学のためとはいえ、小島は日々中国関連の情報を収集しているようで、結果、中国の内情や日中関係について相当詳しくなったとの噂もある。折しも、国際政治学者の三浦瑠麗氏が夫のトラブルをきっかけにテレビ出演が難しくなっている状況で、テレビ界では“画映えのする女性文化人”探しが急務となっています。これから中国情勢や台湾情勢に動きが出てくれば、“中国通”の小島がコメンテーターとして重宝されるかもしれません」
女優や歌手としてグローバルに活躍することを夢見て中国留学を決意したとされている小島だが、「文化人」として復活するのがありえそうな未来か。