疲れているのに眠れないという経験をしたことはありませんか。
思い当たる節がある人は、ストレッチ、飲み物、瞑想など寝る前にするとよく眠れることをやってみましょう。
この記事では、ヨガインストラクターが寝る前にやるといいことをご紹介します。
よく眠れるようにするために寝る前にやることは大事
強いストレスを抱えていると、なかなか寝つけないですよね。
- 夜に眠れない人のよくあるパターン
- 夜中に途中で目がさめてしまい、心配事がグルグルと頭の中をうずまいて眠れなくなってしまう。
- 睡眠不足になると気分が不安定になってしまい、ささいなことでも強いストレスを感じる。
- ただでさえ強いストレスを感じているのに、気分が不安定になることで精神的にどんどん追いつめられる。
- 余裕とともに集中力もなくなり仕事でミスをしがちになり、また新たなストレスが心配事に。
睡眠不足はカラダの不調も引き起こしますから、良いことはありません。
そんな悪循環を救ってくれる寝る前にやるといいことをご紹介します。
安眠のために寝る前にやるといいこと
寝る前にストレッチ
寝る前にストレッチをするなら、ぼんやりとカラダをのばすただのストレッチよりも瞑想ストレッチがオススメ。
「ストレッチは瞑想とちがうでしょ」と思うかもしれませんが、これも立派な瞑想です。
でも、瞑想ストレッチの場合は、カラダをのばしながら静かに息を吐きます。
自分の筋肉の声を聞くような気持ちで、筋肉がのびていくことをしっかりと感じます。
自分のカラダと対話しているような気持ちで、のばしている筋肉に全神経を集中させます。
瞑想ストレッチといいましたが、つまりヨガですね。
全てのヨガは動く瞑想ですから、寝る前にヨガをしましょうと言っていることと同じと思ってください。
寝る前のヨガで血行がよくなりますし、リラックスもできますから、眠りやすくなります。
お風呂あがりに毎日すると、やみつきになってやめられなくなりますよ。
寝る前に考えるといいこと
寝る前には良い夢を考えるといいでしょう。
ヨガの経典「ヨーガスートラ」でも、良い夢をイメージするということがすすめられています。
ものすごくステキな夢を見たことってありませんか。
幸せな夢を思い出して、その夢をしっかりと頭の中に描き出してみましょう。
幸せな夢のことをイメージすると幸福な気持ちになりますから、より安心して眠りやすくなりますよね。
不安でいっぱいの夜などは、幸せな夢が救いになります。
寝る前の飲み物は白湯
- アーユルヴェーダとは?
- ヨガとも関係が深いインドの伝統医学。
アーユルヴェーダでは、白湯を飲むことが健康に良いとされています。
白湯とは、お湯のことです。
沸騰した白湯をコップにいれて少しさましたものを、寝る前にゆっくりと時間をかけてすすりましょう。
この時も、あたたかい白湯を飲んでいるということにしっかり集中してみましょう。
- 寝る前に白湯を飲むときのポイント
- 白湯が舌の上から、ノドを熱く通って、胃に落ちていくまでをしっかり感じます。
白湯がカラダの中を通っていく様子をイメージしながら、ゆっくりと飲むということです。
白湯をすすっていることに全神経を集中させることで、白湯をすすることもまた不安を解消することになります。
寝る前の飲み物は、カラダにもいい白湯にしましょう。
カロリーゼロですから、ダイエットをしている時にもオススメですよ。
寝る前に瞑想
睡眠の邪魔をする心配事のグルグルは、瞑想で追い払えます。
- そもそも瞑想とは?
- 簡単に言ってしまえば、
集中すること(時も場所も何もかもわすれて、没頭してしまうということ)。
絵描きが絵を描くことに没頭することや我を忘れて音楽に聞き入ってしまったり、舞台に見入ってしまたりすることも瞑想の一種。
自分がここにいることさえ忘れて、何かに没頭することはどんなことでも瞑想といえる。
読書に没頭するのでもいいですし、好きな音楽に集中してもいいんですが、とにかく没頭しましょう。
今ある心配事とは関係のない、何か別のことに没頭することで、頭の中をグルグルめぐっている心配事をなくすことができます。
明日やらなくちゃいけないことが山積みで、不安で眠れなかったりすることもありますよね。
心配事があるときには瞑想を行うことで全く関係のないことに没頭して、明日の仕事をいったん頭から追い払いましょう。
寝る前に瞑想をして、心配事や不安など、ありとあらゆる雑念を頭から追い払うことが良い眠りにつながっていきます。