「昨年4月期に放送された嵐・二宮和也主演の『マイファミリー』は、いわゆる“考察系ドラマ”でSNSが盛り上がり、最終回は16.4%、全話平均12.9%とスマッシュヒットを記録。しかしそれ以降、同7月期の『オールドルーキー』(綾野剛主演)は全話平均10.4%、同10月期の『アトムの童』(山崎賢人主演)は全話平均9.6%まで視聴率が下落。今年1月期の『Get Ready!』は1ケタ台を連発したまま12日に最終回を迎えますが、これまでこれといった話題もなかった印象。あの天下の『日曜劇場』にしては、いずれの作品も“薄味”で物足りない印象でした」(同)

 しかしマスコミ界隈では、「4月期以降のラインナップから、TBSの尋常ではない“やる気”が感じられる」(エンタメ記者)と、期待の声が上がっている。

「4月期の同枠は福山雅治が主演し、大泉洋も共演する『ラストマン-全盲の捜査官-』の放送が発表されています。盲目のFBI捜査官・皆実広見(福山)と孤高の刑事・護道心太朗(大泉)の“バディもの”で、刑事ドラマという点でも視聴者を引き込みやすそう。また、福山と大泉はそれぞれ過去に『日曜劇場』で主演を経験しているビッグネームですから、視聴率も伸びるはずです」(同)

 さらに、7月期には堺主演の『VIVANT』が控えている。内容はまだ明かされていないものの、堺のほか阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司の出演は告知済みだ。