これは昨年のアリーナツアーの模様を収録したDVD&ブルーレイ『King & Prince ARENA TOUR 2022 ~Made in~』(3月22日発売)にちなんだツイートで、写真は、座る部分が日本刀のデザインになった通称「ソードブランコ」を使ったフライング演出の一幕だ。

 フライングは、ジャニーズのステージを象徴する演出のひとつ。平野の高速回転のスピードは他のジャニーズタレントと比べても圧倒的に速いといわれ、過去の雑誌インタビューでは「毎年ジャニー(喜多川)さんから『YOUはフライングがうまい』って評価をいただいてまして」と明かしたこともあった。

 平野は岸優太、神宮寺勇太とともに5月22日をもってグループを脱退し、それと同時にジャニーズ事務所を退所(岸は秋に退所)すると発表している。一部では、ジャニーズに対する気持ちが失われたのではないかと指摘されていたが、昨年のアリーナツアーではジャニーズの十八番ともいえるフライングを自ら希望して宙を舞ったようだ。「ただのアーティストじゃなくて、ちゃんとジャニーズというカンパニー感を出せた」という彼の言葉からは、ジャニーズタレントとしての矜持がうかがえる。

 これに対して、ネット上では「紫耀くんの心の中には、いつもジャニーさんとジャニーズへの想いがあるんだね。ブレない強さ」「令和のこの時代に、誰よりも『ジャニーズ』で闘おうとしていたのは平野紫耀だったよね……」「ジャニーズをどんなに大切にしてきたか分かるコメントだよ。ジャニーズに所属しているキンプリを誇りに思っているからこその言葉」といった声が寄せられ、多くのファンが平野の「ジャニーズ愛」を感じ取ったようだ。