犬はなぜ早く走れるの?

犬は走るのが速く、本気で走れば人は到底追いつけません。動物のなかで最速と言われるチーターが100mをトップスピードで走るタイムは3.2秒。対してドッグレースで使われるグレーハウンドのタイムは約5秒、騎手を乗せたサラブレッドとほぼ同じタイムで、他の動物たちと比べても優れた走力の持ち主といえます。そこで、犬が速く走れる理由を探ってみると・・・。

鎖骨の退化

鎖骨がないことによって、前足をより前方に伸ばしやすく、速く走れます。

足の裏の接地面積が小さい

速く走るには接地面積が小さいほうが有利。その点、犬の足は”指先”立ち、しかも親指も退化しています。速く走るためにさらに指が退化したのが、馬などの”蹄”です。

筋肉バランスがいい

筋肉には、瞬発力に優れた白筋(速筋)と持久力に優れた赤筋(遅筋)がありますが、犬の足は両者のバランスがよく、速く、しかも長時間走れます。対して猫は白筋が多く、ジャンプなどの瞬発力には優れていますが、速度を維持する持久力に欠けるようです。

動物の走る速度(トップスピード)比較

最速のチーターが100mをゴールしたとき、他の動物たちは、どの地点にいるのでしょうか?

犬の足腰の強み・弱み徹底研究 【犬のからだセミナー 足腰編】
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)


提供・犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)

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