東京・御茶ノ水にある日本茶レストラン【レストラン1899お茶の水】では、福岡県のブランド苺「あまおう」と福岡県の八女茶の玉露、そこに春を告げる桜を使ったアフタヌーンティーやパフェを2023年4月30日(日)まで用意。お茶や和食と融合したアフタヌーンティは、驚きの美味しさ。今まで経験したことのないお茶の味も楽しめます。

お茶の魅力を引き出したアフタヌーンティー

お茶専門のカフェが注目を集め、お茶を使ったパフェやケーキなどが続々と登場するなど、とどまる所を知らないお茶ブーム。創業124年になるホテル・レストラン運営の老舗「龍名館」が運営するレストラン1899お茶の水では、お茶と苺、桜とがマリアージュ。和食の味に精通しているお店だからこその美味しさです。

▲「レストラン1899お茶の水」は、1899年(明治32年)に神田駿河台で創業したお宿「龍名館」が運営するレストランです <画像提供:レストラン1899お茶の水>

「いちご×桜×抹茶」をテーマにした和のアフタヌーンティープレート。純和風のセイボリーも加わる、彩りあでやかな全9品が並びます(ドリンクは別料金)。

▲「1899 アフタヌーンティープレート」 ¥2,500

「濃茶アイス」は、京都産一番茶を石臼でひいた茶葉を使い、抹茶よりも濃い“濃茶”のアイスクリーム。あまおうの甘酸っぱさに、桜の塩漬けがアクセント。甘さを抑えた大人の味は、お口直しにも最適です。

▲「濃茶アイス」には桜の塩漬けをはさんだあまおうをトッピング

「桜とあまおう苺の抹茶レアチーズケーキ」は、あまおうのゼリー寄せの下に、クリームチーズとマスカルポーネチーズを使った緑の抹茶の層と、桜の塩漬けを使ったピンクの層、さらにベースの自家製サブレが重なります。くるみの飴煮も香ばしく、小さなケーキの中に様々な味が映えています。

▲「桜とあまおう苺の抹茶レアチーズケーキ」

料理人こだわりの出汁巻き玉子を抹茶のパンでサンド。アフタヌーンティーに出汁巻き玉子が加わる意外性はもちろん、上品な出汁の風味は和食レストランならではの出来栄え。セイボリーの感覚で、スイーツの合間にいただきました。

▲優しい色合いと美味しい出汁使いに感動の「抹茶玉子サンド」

洋風に仕立てたタルトにも、和の要素が加わります。緑色は抹茶とお豆腐を使ったチョコレート。ピンク色は桜餡で、そこにあまおうをトッピング。材料を知っておくと、食べる楽しさも高まります。

▲お豆腐も使った「桜あんと抹茶のチョコレートタルト」

アフタヌーンティーのセイボリーに天婦羅が並ぶのも斬新ですが、和食の料理人が作るだけあって、これがたいへん美味しくて驚かされました。初春を連想するタケノコには上品な下味がついていて、菜の花とフキノトウも抹茶塩でいただきます。

さらに緑色の苔玉を思わせるのは、その姿から味とレシピの想像ができない「抹茶ポテトサラダ」。ベーコンが入った丸いポテトサラダには、ローストした1899の“酒茶ケーキ 抹茶”をまぶした、アイデアな一品です。

▲セイボリーの「春野菜の天ぷら」と、丸い苔玉に見立てた「抹茶ポテトサラダ」

「桜豆乳プリンとあまおう苺のヴェリーヌ」は、豆乳を使った桜プリンをベースに、あまおうやベリーソース、生クリーム、ローストした抹茶味の酒茶ケーキなどが何層にも重なります。あまおうやベリーソースの甘酸っぱい味わいに、おこしのカリカリ食感がアクセント。抹茶で飾ったお店のロゴもおしゃれです。

▲グラスに入った「桜豆乳プリンとあまおう苺のヴェリーヌ」