宮野は「連続テレビ小説には初めての出演になりますが、主人公・槙野万太郎に影響を与える重要な役を担わせていただき、とても光栄に思っております。早川逸馬のシーンは、民衆に訴えかける、派手で情熱的な演説が印象的ですが、普段は冷静でクレバーな部分があり、そこにもカリスマ性を感じられるようにと、監督と相談し合いながら進めていきました。現場では、万太郎役の神木隆之介くんが、天使のような笑顔で迎え入れてくれたので、終始楽しく撮影させていただきました。皆さまの心にも残る存在になれたらうれしいです。どうぞ、放送を楽しみにお待ちください」とメッセージを寄せる。

 宇崎は「実在の人物を演じることは、御本人の生きざま、類いまれな実体験を知れば知るほど、途方に暮れて、とにかくセリフは覚えて行こう、現場で監督のご指示に従えるよう自分では何も考えずに行こうと決めたのですが、高知弁の方言でまず足踏みすることになりました」と苦労をにじませるも、「しかし、2人の若者·神木隆之介さんと宮野真守さんの演技に圧倒されながら明るく、若いスタッフ、キャストからの刺激をいただきながら、人と人の磁力を強く感じた現場を体験いたしました! ありがとう皆さん‼️」と感謝の意を伝える。

 テレビドラマ初挑戦にして、朝ドラ初出演となる三山は「何もかもが初めてでしたがとてもいい経験ができました。仙石屋義兵衛役を務めさせていただきました。ふるさとの土佐弁でいけるということで少しは安心しましたが、方言指導の先生に分かりやすく伝わるようご指導いただきました。撮影でのエピソードですが、松坂慶子さんと同じ画面に映っているというだけでも光栄なことなのに、お互いにセリフを交わし合うことができた、ということが私の人生において大変なほまれであると感動しました。松坂慶子さんという大女優のオーラと優しさと威厳をすごく感じる撮影でした」と撮影を振り返り、「この連ドラを通して高知県の素晴らしさを皆さまに知っていただき、より多くの方々に高知に来ていただきたいと願っています。皆さまぜひ『らんまん』をご覧ください。三山ひろしも出ちゅうぜよ!」と高知県と番組をしっかりアピール。

 また、要は、東京大学植物学教室の初代教授で、万太郎の人生を大きく変えることになる人物・田邊彰久。田中は、東京大学植物学教室の助教授で、小学校中退の万太郎が植物学教室に出入りすることに強く反発する徳永政市。奥田は、大畑印刷所の工場主で、植物学雑誌発刊のため石版印刷技術を習得しようとする万太郎を受け入れる大畑義平。鶴田は、義平の妻で、夫と同じくチャキチャキの江戸っ子・大畑イチ。東京で万太郎に関わる人々を演じる。