みなさんは、忘れられないデートがありますか?
今回は実際にあった「デート珍事件」についてfuelle編集部が取材しました。

SNSで知り合ったAさんに恋…オフ会で告白しようと決意

3年くらい前の出来事です。
そうそうない体験だと思うので、今でも鮮明に覚えています。

SNSで知り合ったAさんのことを好きになりました。
Aさんは、ヴィジュアル系のコピーバンドのギターをしている人です。
そこまで有名とはいえませんが、Youtubeでの活動もしていて、本物のメンバーにもとても似ていました(衣装やしぐさがそっくりなので、コスプレの一種かもしれないです)。
コミュニケーション能力も高く、SNSでは誰とでも返信が続くし、ノリも良くて優しく、誰にも好かれていました。

実際にライブにも2回だけ行ったことがあるのですが、さすがにライブだとお互いに疲れますし、バタバタしていてしっかりお話をすることもできないのが難点です。
そこで、SNSで仲の良い人たちのみでオフ会をしないか?という話が持ち上がりました。
オフ会といっても外出自粛が出ている時期でしたので、緊急事態宣言のタイミングは避けたり、極力密にならないようにすることはもちろんのこと、金銭的に自立できている人のみ、未成年NG、撮影時以外はマスクを取らないこと、オールもNG…など内容を詳細に決めました。
オフ会当日は、オフ会メンバーが開いている飲食店を貸し切る事になりました。

オフ会メンバーには、私がAさんを好きだということを知っている友人Bもいました。
オフ会の話が持ち上がった時点で、友人Bは「オフ会の日に私がAさんに告白する」というのを応援してくれる雰囲気になっていました。

オフ会当日は約束の時間に40分も早く着いてしまうなど、多少気合いが入りすぎではありましたが、もちろん万全の用意をした私。
いざお店で全員そろってみると、Aさんはみんなに丁寧に接してくれるし、話し役というより聞き上手という感じでとても優しく、よく笑う人でした。
記念撮影をする時に手を繋いだりもしましたが、決していやらしくない感じで触れてくれるのでますます好きになりました。
オフ会に参加した人の事はお互いみんな何となく知っていましたし、「抜け駆けが…」とか「マウント取り…」などを言い出すような人もいなくて、ずっと良い雰囲気でオフ会は進みました。