竜星涼『スタンドUPスタート』視聴率もTverも冬ドラマ最低か――フジの戦略ミスを考察
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 フジテレビ系「水曜午後10時」枠で放送中の竜星涼主演ドラマ『スタンドUPスタート』が、視聴率で苦戦を強いられている。初回から世帯平均視聴率4.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)とつまずき、3月1日に放送された第7話も2.5%で、「プライム帯とは思えない記録的な低視聴率をたたき出してしまった」(芸能ライター)という。業界関係者からは「局側の狙いが、視聴者にハマっていないことが原因なのでは」(スポーツ紙記者)との指摘も聞こえてくる。

 『スタンドUPスタート』は、漫画家・福田秀氏が「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の同題原作を連続ドラマ化。主演の竜星が演じるのは、「人間投資家」として“訳アリ人材”に投資していく主人公・三星大陽。そのほか、作中には大陽を兄のように慕う小野田虎魂(THE RAMPAGE・吉野北人)や、大陽の実の兄・大海(小泉孝太郎)、大陽と大海の叔父・義知(反町隆史)らが登場する。