しかし、今年の『新語・流行語大賞』で「きつねダンス」がトップ10入りしたこともあり、なんらかのコラボありきの選曲だった可能性も高そうだ。

「あきらかに、流行りのきつねダンスに掛けていますね。たしかに『キツネ』はライブ映えするノリのよさがありますが、何度も聴いて好きになるような曲ですから、お茶の間の人たちにその魅力が伝わるかは未知数。もしきつねダンスで話題の『ファイターズガール』の登場があったりすれば、そちらが主役になりかねません」(前出・アイドル誌ライター)

 さらに、日向坂46ファンにとっては“最悪のシナリオ”も考えられるという。

「紅白には同じ坂道グループの乃木坂46も出場しますが、今年きつねダンスで最もブレイクしたのがメンバーの金川紗耶です。北海道出身の彼女は、8月に北海道日本ハムファイターズ対福岡ソフトバンクホークスで始球式を務め、きつねダンスを披露。その時の動画は430万再生を突破し、勢いそのままに夏シングルから選抜メンバーに入るほどスターダムを駆け上がりました。齋藤飛鳥をして『北の最終兵器、キツネの理想形』と言わしめ、“北の仕事”を全てかっさらった金川ですが、もし日向坂46の歌唱中にファイターズガールに紛れて登場、もしくは画面に抜かれることがあれば、日向坂46ファンはちょっとやきもきすることでしょうね」(前出・アイドル誌ライター)

 せっかくの晴れ舞台だけに、「キツネ」が日向坂46のさらなる飛躍につながることを祈たい。