松本潤主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』の初回放送日である2023年1月8日に、愛知県岡崎市で松本らが出席するパブリックビューイング&トークショーが開催される。
定員900人のところ、196倍になる17万6593人の参加申込みがあったと報じられた。この件について、一部スポーツ紙などは“キムタク超え”などと報じている。
木村拓哉は2022年11月、主演映画のプロモーションを兼ねて岐阜県岐阜市で開催された「ぎふ信長まつり」に参加。この優先観覧席の定員が1万5000人だったのに対し、応募総数は約64倍の96万人だった。松本のイベントの倍率が196倍で、木村拓哉のイベントの倍率が96倍だったということで、“松本潤が木村拓哉を大きく上回った”と報じられたのだ。
しかし、そもそも松本のイベントの定員は900人で、木村のイベントは1万5000人であり、その規模がまったく違うため、比較するのはフェアではないとの指摘も多い。
「応募総数も松本のほうが17万人で、木村のほうが96万人。どう考えても、木村のほうが上です。この記事は、もはや“松本潤アゲ、木村拓哉サゲ”を狙ったものとしか思えないんですよね」(芸能記者)
今回の“松本アゲ、木村サゲ”については、ジャニーズ事務所の思惑が見え隠れしているとの見方もある。
「滝沢秀明氏が退社したことで、現在のジャニーズ事務所は完全に藤島ジュリー景子社長の意向で動いています。嵐はデビュー当時から、ジュリー社長が育ててきたグループであり、ジュリー体制においては嵐こそが絶対的トップにいなければならない状況なんです。
そんななか、木村拓哉が『信長まつり』で圧倒的な人気の高さを示したわけですが、ジュリー社長としては、どうしても嵐の松本潤でその記録を超える必要があった。スポーツ紙などは、大手事務所の意向に沿った記事を書くこともあるので、今回の“松本アゲ、木村サゲ”は、裏にそういった動きがあった可能性もあるでしょう」(同)
メンバー3人が脱退するKing & Princeについては、ジュリー社長が話し合いを拒否し続けたと「週刊文春」(文藝春秋)に報じられている。