ジャニーズタレントと地域の祭りのコラボといえば、映画『レジェンド&バタフライ』で織田信長を演じた木村拓哉が、昨年11月に岐阜市で開催された「ぎふ信長まつり」の騎馬武者行列に登場したことが大きな話題となった。優先観覧席の定員1万5000人に対し、応募総数は倍率64.4倍となる約96万人となり、当日の大盛況ぶりもあって「キムタク人気健在」を印象づけた。
ところが、それからわずか1カ月ほど後に「後輩のダシにされる」という事態が起きた。『どうする家康』の初回放送日に愛知県岡崎市で松本らが参加するパブリックビューイング&トークショーが開催されることになり、無料で観覧希望者を募ったところ、定員900人に対して約196倍になる17万6593人の参加申込みがあったと伝えられ、一部スポーツ紙などが「キムタク超え」と報じたのだ。主要スポーツ紙はジャニーズと親密な関係にあり、こうした報道の内容は事務所側の意向を汲んだものとみられている。
だが、この時は定員900人と定員1万5000人のイベントの応募倍率を比較するのはおかしいというツッコミが続出し、ジャニーズの無理やりな「松本アゲ」に対して冷ややかな反応も少なくなかった。
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