会見では、3月19日に1部を日本テレビ、2部をNHK総合で放送する、TV70年特番「テレビとは、〇〇だ」(第1部午前10:25、第2部午後1:05)を生放送することを発表。MCの有吉弘行と、NHKの青井&桑子アナウンサー、日本テレビの藤井&岩田アナウンサーが両局をまたにかけ、「テレビとは、〇〇だ」をテーマに両局の膨大なアーカイブを、あらゆる斬り口で掘り下げていく。加えて、「#テレビ大捜索」と題し、両局のアーカイブ映像の中から視聴者の“会いたい人”を捜し出す企画も行われる。MCの有吉からは、VTRで「NHKと日テレは、テレビ放送開始から今年で70年を迎えるということで、2局でコラボすることになりました。どんな内容になるのか僕はまだ知りませんが、貴重なアーカイブス映像がふんだんに見られる番組になるようです。ぜひ皆さまご覧ください」とコメントが到着した。

 ともにMCを務める有吉とはこれまであまり接点がなかったという4人。どのような番組にしたいかという質問に、藤井は「有吉さんが(日本テレビ系『進め!電波少年』で)ヒッチハイクしている頃から見ていたので、有吉さんがどんな成長過程をたどってこられたのかということを、スタジオで確認してみたいです」、桑子は「勉強ですよね。有吉さんのMCは自然なのに的確で、ちゃんと面白い部分も作り出している。(その手腕を)学ぶつもりでご一緒させていただきます」とコメント。藤井から「大物芸能人・司会者と仕事をしている経験が多い岩田さんはどう向き合っていこうと思っていますか?」と振られた岩田は、「まずは有吉さんの出演番組を見て、話のきっかけを作りたいと思います! これはビートたけしさんと仲良くする際に用いた手法なんですけど(笑)」と明かした。

 また、藤井から「日本テレビの社屋に来た感想は?」と聞かれた桑子は、「実は5年前の65周年の(コラボの)時に初めて(日本テレビの)社屋に入って『なんとスタイリッシュなんだ!』と思いました。ガラス張りで外を眺めながらスタジオに入ることができる。NHKは外を見られることがないので、(青井『いいところなんですよ』)、新鮮な印象です。エレベーターに乗ると水卜ちゃんがいて(シールが貼ってあって)、手を振ってきました」とにっこり。

 一方、初めて日本テレビの社屋を訪れたという青井は「一生、来ることはないだろうな思っていただけに、新鮮ですね。打ち合わせで(日テレに来た時に)宣伝部の方と打ち合わせをしたのですが、NHKだと広報部。そうか、宣伝をするのかと、民放に来たなと思いましたね」と答え、「真面目に答えました」と言って笑った。