さらに、ラストシーンは架川、蓮見、水木が缶コーヒーを飲みながら、架川のトレードマークである“後ろ歩き”をするという場面だったが、3人がそれぞれ手にしていた缶コーヒーは、松崎しげるの顔写真がプリントされた「しげるのブラックコーヒー」、尾藤イサオの「イサオの微糖」、欧陽菲菲の「欧陽珈琲」。
当初、この手の小ネタに対し、ネット上では「サブい」「センスが古い」とネガティブな声も多く、賛否を呼んでいた。
ただ、どうしても肌に合わない視聴者は早々に“脱落”してしまったのか、回が進むにつれ「ストーリーがかなりシリアスだから、小ネタのおかげで重苦しさが軽減されていいかも」「最初はギャグが多くて邪魔だと思ってたけど、このくらい明るい雰囲気が丁度いい」と好意的な声が増えていった印象も。
一方、西島とギャグの相性には厳しい反応も多く、「西島さんは好きだけど、コメディは合わないかな」「西島さん主演だったら、かっこいい刑事役で見たかった」という声は、最終回終了後にも散見された。
ギャグシーンが賛否を呼びながらも、制作サイドはこの作風を最後まで貫いた様子。続編を熱望する視聴者も見られるが、ヒットとは言い難い視聴率に加え、ストーリー展開的にもなかなか難しそうだ。