「AKBは、IZONEとして活動していた本田が再合流した2021年の58thシングル『根も葉もRumor』あたりからダンスパフォーマンスに力を入れるようになり、グループのイメージを刷新してIZONEのファンも掴もうとしているところ。本田がセンターの『元カレです』で人気ダンスグループに振り付けを頼んでいたのもその一環で、ダンスにフォーカスしたバージョンのビデオも用意されるなど、坂道系とも異なるK-POP的な打ち出し方は好評を得ています。その路線ならキングレコードよりユニバーサルのほうが相性がいいし、移籍第一弾シングルで本田を改めてセンターに据えたのも、ユニバーサルが海外市場を見据えているからでしょう。拠点を秋葉原から原宿に移すという抜本的改革も噂されており、レーベルスタッフのプロデュース力しだいでは、再ブレイクの可能性は十分にありえそうです」

 乃木坂46では1期生と2期生が全員卒業しパワーダウンが指摘されており、エイベックスから乃木坂46の公式ライバルが誕生することも発表されている。勝負を賭けるなら、まさにこのタイミングが最良だったともいえるが、新路線を目指すユニバーサル×AKB48が、ソニー×乃木坂46とどこまで渡り合うのか見ものだ。