「Travis Japanの宮近海斗が若手鑑識員・佐久間朗役でレギュラー出演していたのですが、前シーズンはグループでアメリカ留学していた時期だったため、登場しませんでした。しかし、劇中で『佐久間くん、海外留学中だから』と現実とリンクした設定で触れられており、卒業したわけではないとわかってファンが歓喜しました。Travis Japanは昨年10月に世界デビューを果たし、メンバーたちは活動の拠点を日本に戻しています。今のところ宮近の出演は発表されていませんが、新シーズンでサプライズ復帰し、新レギュラーの向井と絡むのではとジャニーズファンが期待しています。しかし、そうなると昔からのシリーズファンは『ジャニーズドラマ』の印象を強め、再び反発が起きるおそれがある」(前出)

 テレビ朝日は「シリーズ物のドラマは視聴率が高いが、スポンサーが重視する若者層の視聴が少ない」という課題を抱えており、ジャニーズタレントの投入は若者世代を呼び込むための作戦なのかもしれない。しかし、ずっとシリーズを応援してきてくれたファンが「ジャニーズドラマ化」によって離れれば作品人気の根幹が揺らぐ可能性もあり、局としては悩ましい問題となりそうだ。