集客できればヨガインストラクターをやめたいと思わない
「あなたのクラスだから参加している」「あなたからヨガを習いたい」、と言う生徒さんが1人でも2人でもいれば、あなたはヨガインストラクターをやめたいと思わなくなります。
これは、とても大事なことです。
例えば、フィットネスクラブで50人の生徒さんを前にヨガクラスをしたとしましょう。
参加者のほとんどが「インストラクター目当てではなくヨガ目当て」あるいは「フィットネスクラブの会費に含まれるヨガクラスだから」といった理由で参加していたら、いくらそれまで50人の生徒さんが参加してもフィットネスクラブがなくなれば、生徒さんたちも一斉にいなくなります。
でも、「あなたのヨガをしたいから」という人が1人でもいれば、その人がフィットネスクラブにわざわざ入会してくれる可能性だってあるのです。
あるいは場所がなくても、お互いの自宅や公民館などのスペースでクラスを開催することもできます。
つまり、インストラクターでいられるかどうかは、あなた自身の努力に加え、あなたに教えて欲しいという生徒さんが1人でもいることで、はじめて成り立っているのです。
インストラクター以外の収入源でしんどいときは休もう
たった1人の生徒さんを大事にし、あなたの学んだヨガの知識で、その方の心身の健康のサポートができたら、ヨガインストラクターとしてこれに勝る喜びはないでしょう。
収入の多い少ないは、それほど気にならないはずです。
たった1人の生徒さんを大切にし、あなたのファンを少しずつでも増やしていく努力と経験は確実に財産となり、数年ガンバれば必ずヨガのインストラクターとして自信を持って活動できるようになるはずです。
あなたからヨガを学びたいと足を運んでくれるファンがいる限り、ゼロにはならないので続けることができるのです。
また、収入には当然ながら波があります。
収入の100%をヨガでカバーするのは、簡単なことではありません。
そこにこだわると気持ちの余裕が失われがちなので、ヨガインストラクター以外の収入を持っておくことを私はオススメします。
自分が体調不良やケガなどで、インストラクター業をお休みせざるを得ないときにも役立ちます。
ファンを増やしてヨガインストラクターを続けよう
そもそもヨガとは
大勢の前でインストラクションすることや、モデルのように美容や健康のシンボルになること、アイドルのようにちやほやされることがヨガインストラクターではありません。
あなたがどんなヨガインストラクターになりたいかを今いちど検証し、たった1人にでもヨガを伝えヨガの知識を共有できることの素晴らしさに感謝できれば、ヨガインストラクターをやめるという選択肢はなくなるのではないでしょうか。
提供・yoganess
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