そんなランジャタイの持ちネタのひとつが、大御所漫才師・オール巨人の等身大に印刷されたパネルを使ったもの。そのパネルを何体も所有する国崎は、家でそれらに平等に話しかけ、仲良くしているというトンデモ具合。
さらには、両者の所属事務所は別であり、直属の先輩でない大師匠を工作でネタにする大胆さ、奇抜さは想像の斜め上をいっている。テレビなどで使用する際は、番組側がひとこと許可を取ることになる。
オール巨人と言えば「パンパンや」のフレーズでも有名なほど芸人としての礼儀やネタにきびしい人物。それを大胆にいじるかなり際どいネタなのだが結果的に当の本人の目にもとまり、巨人からは公認されることになり、昨年のオール阪神・巨人の記念ライブツアーにも事務所を飛び越えてランジャタイが出演するという可愛がられようである。
やはり大師匠に認められたという事実がまたひとつ、“地下芸人”を地上で大暴れさせる飛躍に影響してもいるようだ。
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