皆さんはゆず化粧水って知っていますか?ゆゆずの種を使用して作る化粧水ですが、どんなレシピや効果があるのでしょうか?柚子の果肉にはビタミンCが多く含まれていますが種にはどんな成分があるのでしょうか。今回はゆず化粧水の作り方、効果を検証しました。

ゆず(柚子)化粧水の効果は?

ゆず(柚子)化粧水は美白効果がある

ゆずには美白に効果的なビタミンCが多く含まれています。ビタミンCは化粧品にも多く使用されていて、美白効果があると有名ですが、特にゆずのビタミンCは強力で、美白に効果があると言われメラニンを過剰に生成されるのを抑制する力があります。

ビタミンCの他に、ビタミンB群やカロテン、フラボノイドなどの成分も多数入っています。また、種の中には飽和脂肪酸が含まれていますので、メラニンの生成を抑制しシミやそばかすにも効果を発揮します。

ゆず(柚子)化粧水は保湿効果がある

ゆずの種に入っているペクチンはゼリー状のもので、保湿効果に優れています。ペクチンは天然の多糖類でドレッシングなどのとろみにも使用されている成分です。そのゆずのペクチンを生かして、肌に水分を与え、保湿します。

ゆず(柚子)種化粧水は高い保湿効果の為、顔だけではなく全身に使っている方も多数いらっしゃいます。柚子のペクチンはコラーゲンを生成するので、肌のキメを整えて弾力を与えます。その他にもへスピリジンなどの有機酸が豊富で、弱酸性の肌にはピッタリの成分です。

ゆず(柚子)化粧水は肌を正常に保つ

ゆずのペクチンは保湿効果だけでは無く、肌を正常に保つ効果もあります。肌のバリア機能を高め、ターンオーバーを促進します。バリア機能を高めるという事は、敏感肌の方にもおすすめできますし、ターンオーバーを促進するという事は肌荒れ防止にも役立ちます。

ゆずの中には、良い化粧水の条件である成分が揃っているようですね。特にビタミンCとペクチンが優れているようです。

ゆず(柚子)化粧水の作り方|材料や手順は?

ゆず(柚子)化粧水の材料

ゆず種化粧水に欠かせない材料は、柚子の種が挙げられます。市販で購入できる種でも良いですし、直接柚子から取って乾燥しても大丈夫です。使用する種はお好みの量をご用意ください。但しあまり多く使用すると、焼酎や日本酒の量とのバランスが取れなくなるので、ゆず3個分くらいが良いでしょう。

次に焼酎か日本酒を用意します。焼酎の量は種の重さの10倍用意してください。日本酒の場合は種の3倍の量が必要です。お水でもできますが、日持ちしないので焼酎か日本酒がおすすめです。後は密閉容器と、濾す為のフィルターかザルも必要です。密閉容器や濾す為の道具は必ず煮沸消毒をしましょう。

日本酒を使えば、肌のキメが整い保湿効果が更に強力になります。焼酎よりは多少割高になりますが、美肌効果アップには日本酒の方が良いでしょう。日本酒も美肌成分ですが、他にはどんな美肌成分があるのでしょうか。

ゆず(柚子)化粧水に必要な材料

柚子の種

日本酒か焼酎または水

煮沸した保存容器

濾しザルかフィルター

ゆず(柚子)化粧水の作り方レシピ・焼酎か日本酒で作る

ゆず(柚子)化粧水の作り方レシピはまず、柚子から種を取り出します。その時に水洗いはしないでください。何故かというと、柚子の種を覆っているペクチンが大切な成分になる為です。取り出した種を煮沸消毒した容器に入れます。そして容器の中に焼酎かお酒を入れ、蓋をして冷蔵庫に入れます。

ワンカップで売っている焼酎や日本酒にすると、量が分かり易くて便利です。ワンカップは200㎖なので種の重さを調節しやすくなります。200㎖の焼酎ならば20g、日本酒であれば70g程の種になります。作ったローションを冷蔵庫に入れて1週間ほど寝かせる間に、時々煮沸消毒したスプーンでかき混ぜて下さい。

作ったローションを冷蔵庫で寝かせて1週間ほど経過したら、煮沸消毒したザルかコーヒーフィルターなどで濾して下さい。濾したローションはお好みの容器に入れ替えて冷蔵庫で保管しながら使用してください。使用する前に念のためにパッチテストを行った方が安心です。

ゆず(柚子)化粧水(ローション)の作り方

ビンを煮沸消毒する(ワンカップの場合は不要)

柚子の種を取り出す

ビンの中に種と焼酎か日本酒を入れる

時々かき混ぜながら1週間寝かせる

1週刊経過したら、ザルかフィルターで濾す

好みのビンに入れ替える

パッチテストの後冷蔵庫で保存しながら使用する

ゆず(柚子)種化粧水は焼酎より日本酒で作る

ゆず(柚子)種化粧水は日本酒で作るのが最適です。皆さんもご存じと思いますが、日本酒は化粧水になっているくらい、肌に良い成分がはいっているのです。日本酒にはアミノ酸が多くはいっています。このアミノ酸はコラーゲンを生成するのに欠かせない成分でもあります。

その他日本酒にはフルーツ酸も豊富に入っています。フルーツ酸は肌のピーリング効果があり、とても優しい成分でもあります。このフルーツ酸によって肌のハリ艶が良くなりザラつきも無くなります。それから、フェルラ酸という紫外線を吸収する成分も入っていますので、まさに日本酒自体が肌に良い成分と言えるでしょう。

もちろんゆず(柚子)種化粧水の作り方レシピは、水や焼酎、ホワイトリカーでの作り方もありますが、せっかく手作りをするのですから日本酒を使って、更に良い化粧水を作ってはいかがでしょうか?日本酒を使う事によって、保湿効果、美白効果、アンチエイジングなど万能なゆず(柚子)種化粧水ができ上がります。

ゆず種化粧水のアレンジレシピは?

グリセリンを使って保湿力アップ

ゆず(柚子)化粧水にグリセリンを使うと保湿力がアップします。作ったゆず(柚子)化粧水に10%のグリセリンを加えて良く降り混ぜます。但し、グリセリンが多いと逆に乾燥する可能性もありますので、最初は5%程度から始めると良いでしょう。ゆず(柚子)化粧水レシピにグリセリンを入れてみて下さい。

グリセリンはほとんどの化粧品に使用されている、とても安全な成分です。グリセリンはアルコールに分類されますが、アルコール特有の吸湿力を持っていて、粘着性があり無色透明な液体です。特にヒアルロン酸やコラーゲンと組み合わせると伸びや滑りが良くなります。

アロマオイルを使って香りを楽しむ

ゆず(柚子)種化粧水にお好きなアロマオイルを使えば、心と体も休まりますし、ハーブの効能も実感できますよね。アロマオイルは化粧水全体の1%を目安に使用してください。そして良く混ぜて使用します。例えばラベンダーオイルを使用すると、心を落ち着かせてくれますし、カモミールオイルであれば安眠効果が得られます。

ゆず(柚子)種化粧水の香りとの相性もあると思いますし、オイルの香りの好みもあるかも知れません。それにオイルの効能も考えれば多くの組み合わせがあります。

アロエとはちみつでアンチエイジング

ゆず(柚子)化粧水にアロエエキスと蜂蜜を加えればアンチエイジングに効果があります。アロエにはアロエシンという美白に有効な成分が入っていますし、蜂蜜にはビタミンやミネラルが豊富にはいっています。アロエシンでシミやそばかすを無くし、ビタミンやミネラルで肌のターンオーバーを促進する事ができます。

アロエエキスは通販でも購入できますし、蜂蜜は市販で購入できます。ゆず(柚子)種化粧水をつくるのであれば、効能の高いゆず(柚子)種化粧水を作りたいですよね。アロエエキスと蜂蜜を手に入れてアンチエイジング効果を狙ってはいかかでしょうか。