使わなくなったマニキュアの捨て方を知っていますか?瓶やハケ、中身は分別方法が違います。この記事では、マニキュアの捨て方についてご紹介しています。スプレーマニキュアの捨て方や、中身が残っている場合の捨て方についても知ることができますよ。ぜひ、参考にしてください。
マニキュアの捨て方
①瓶は燃えないゴミ
使わないマニキュアの瓶は、燃えないゴミとして捨てましょう。ただし、燃えないゴミと瓶ゴミを、分別する自治体もあるので気を付けてください。福岡県福岡市などのように、マニキュアの瓶を瓶ゴミとして分別する自治体もあります。
また、東京都文京区のように、マニキュアの臭いだけが残っている瓶は、資源の日に回収する自治体もあります。使わなくなったマニキュアは、瓶やフタを分別せずにそのまま捨てるのはNGです。自分が住んでいる自治体の、ゴミの分別方法を確認しましょう。自治体のルールに従って捨てることが大切です。
マニキュアの瓶の捨て方3パターン
燃えないゴミ
瓶ゴミ
臭いが残っている瓶は資源ゴミ
②フタやハケはプラスチックゴミか燃えるゴミ
マニキュアのフタやハケは、プラスチックゴミか燃えるゴミとして捨てましょう。ただし、住んでいる自治体によって分別方法が違います。フタとハケの分別が必要な自治体や、フタとハケを離さずそのまま一緒に捨ててOKな自治体もあります。
大阪府の一部の自治体のように、マニキュアのフタを燃えないゴミとして出すところもあります。住んでいる自治体のルールに沿って、フタヤハケを分別して捨ててください。
フタとハケの分別が必要な時、なかなか外れないことがあります。その時は、除光液やマニキュアのうすめ液を、フタとハケの接続部分に塗ると外れやすくなりますよ。
マニキュアのフタやハケの捨て方4パターン
フタとハケは燃えるゴミ
フタはプラスチックゴミで、ハケは燃えるゴミ
フタは燃えないゴミで、ハケは燃えるゴミ
フタとハケは燃えないゴミ
スプレーマニキュアの捨て方
①中身やガスを出し切る
スプレータイプのマニキュアは、中身やガスを出し切った後に捨てましょう。マニキュアスプレーのガス抜きをする時は、噴射するかガス抜きキャップを使用してください。古布や紙に向けて噴射して、中身をしっかり出し切ることが大切です。瓶に入ったタイプのマニキュアを出す時よりも、多めの古布や紙を用意してください。
まず、床に紙や古布を広範囲にしっかり広げます。そして、広げた紙や古布の上に、クシャっとまとめた紙や古布を置いてください。上に置く紙や古布は、できるだけふんわりとさせて高さを出すのがポイントです。この方法だと、平たく紙や布を置くよりも、スプレーマニキュアがしっかり吸収できるのでおすすめです。
スプレーマニキュアの中身やガスを抜く時は、火気のない風通しの良い場所で行います。室内で中身を噴射したりガス抜きするのは、おすすめできません。中身の噴射やガス抜きには、ベランダやお庭などの屋外が適しています。ガス抜きをした後も、火気に注意が必要です。ガス抜きした場所は、しばらく火気を控えてください。
②スプレー缶は不燃ごみとして捨てる
スプレーマニキュアの缶は、燃えないゴミとして捨てましょう。スプレーマニキュアの中身を出し切った後は、穴を開けずに捨ててください。スプレーマニキュアの缶の中にガスが残ったまま、燃えないゴミとして出すのは危険です。
スプレーマニキュアをそのまま捨てると、ゴミ収集時やごみ処理工場で燃えることがあります。火災事故が起こる原因になるので、よくよく注意しましょう。噴射して中身を吸い込ませた紙や布は、燃えるゴミとして捨ててください。
中身が残っているマニキュアの捨て方
①紙や布に中身を出す
マニキュアが残っていたら、紙や布に中身を出して捨てましょう。マニキュアの中身を捨てるときは、チラシや古布を広げてその上にマニキュアの液を出します。そのまま布や紙に中身を出すと、下に染みてしまうことがあるので注意してください。
空のペットボトルの底を切り、受け皿にするのがおすすめです。ペットボトルの底で作った受け皿に、紙や布を詰めてその中に中身を流し込みましょう。ペットボトルを切る時は、最初にカッターを使います。カッターで少し切れ目を入れた後に、はさみを入れ込み切ると綺麗に切れますよ。
②匂い漏れに配慮して捨てる
中身が残っているマニキュアは、臭い漏れに注意して捨てることが大切です。種類にもよりますが、マニキュアは臭いがきついので、そのまま捨てると周囲の迷惑になります。マニキュアの中身が染み込んだ布や紙は、臭いが漏れ出さないように気を付けてください。ビニール袋に入れて、しっかり結んで捨てるのがおすすめです。
スニーカーや靴、革靴などの消臭方法についても知ることができますよ。臭いを消したい時の参考になりますので、ぜひご覧ください。