「2018年には石原さとみ主演の『高嶺の花』(日本テレビ系)に出演。心優しい地味なメガネ女子かと思いきや、実はこれはハニートラップを仕掛けるための演技で、素は高飛車なお嬢様だったという“変身”をうまく演じていました。ドラマがさほどヒットしなかったため、この時はそこまで話題になりませんでしたが、2020年には上白石萌音の佐藤健で大反響を呼んだ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)では、酒好きな“アネゴ”を好演。かと思えば、2021年秋から2クールで放送された『真犯人フラグ』(日本テレビ系)では、当初正体が不明だった“ヤバい女”を怪演し、同作のサスペンス要素に大きく貢献しました。現在放送中の『100万回 言えばよかった』(TBS系)でも、井上真央演じる主人公らと同じ里親の元で暮らしていたものの、ある日突然行方をくらました謎の多い女性を演じており、出番は少ないながら、ドラマの核となりそうな過去の事件のカギを握る人物として強い存在感を放ってますね」(ドラマ・映画ライター)
2020年にはザテレビジョンドラマアカデミー賞で12年ぶりに受賞。『恋はつづくよどこまでも』での役柄が好評で、読者票1位を獲得して助演女優賞に輝いた。一般視聴者からの支持がそれだけ大きかったということだ。
こうした追い風は、“素”を明かすイメージチェンジ戦略の成功も影響しているようだ。
【こちらの記事も読まれています】