一方で、事務所側は「退所希望者を積極的に引き止めていないと予想される」(同)という。

「アイムのみならず、アーツからも多 くの退所者が出ています。 実力と人気が出てきたら、より高みを目指して移籍したり、独立して自分で事務所を立ち上げようとするタレントが出てくるのは自然なこと。事務所としても、タレントをずっと抱えていられるわけではありませんし、組織の新陳代謝をはからなければなりませんから、『退所したい』という人を無理に止めたりはしないのでしょう」(同)

 その背景には、アーツが持つ付属養成所「日本ナレーション演技養成所」(以下、日ナレ)が「一大産業化している」(同)ことも関係しているとか。