日本人のお風呂好きをテーマにした映画『湯道』と、全国に22施設を展開する星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」がコラボ。『湯道』の世界観を追体験できる宿泊プランが登場しました。そこで今回は、長崎県の島原半島にある【界 雲仙】にうかがって、星野リゾートと映画『湯道』が提案する身も心も整えるお風呂体験を紹介します!

映画『湯道』とのコラボプランでお風呂満喫!

かねてより「うるはし現代湯治」を提案してきた星野リゾート「界」ブランドの温泉旅館と、2023年2月23日(木・祝)公開の映画『湯道』がコラボ。劇中にも登場するレアアイテムのプレゼントなど、映画のシーンを追体験できる宿泊プランを用意します。

▲お風呂や温泉好きの方には堪らない映画『湯道』 <写真提供:界>

物語は、実家の銭湯「まるきん温泉」を畳んでマンションを建てようと画策する史朗(生田斗真)と、銭湯を守る弟の悟朗(濱田岳)の大騒動を軸に、銭湯に集う人々や、湯に向き合う風呂の道“湯道”を極める家元“二之湯家(にのゆけ)”を描いたヒューマンコメディ。お風呂&温泉好きには堪らない映画です。

▲映画のワンシーンを追体験できる宿泊プランを全国21施設の「界」で開催中 <画像提供:界>

今回の宿泊プランは、『湯道』のロードショウに合わせて2023年2月23日(木・祝)から3月31日(金)まで利用可能。※プランは延長する場合があります。

▲雲仙地獄の地獄パワーあふれる温泉旅館「界 雲仙」 <写真提供:界 雲仙>

長崎県島原半島の標高700mにある雲仙温泉に、2022年11月に開業した【界 雲仙】。宿は、もうもうたる水蒸気を噴き上げる火山性の噴気地帯“雲仙地獄”に囲まれ、温泉が湧き、地熱を館内の暖房に使うなど、まさに大地の力とお風呂の素晴らしさを実感できる旅館です。

▲フロントの背景は、雲仙地獄のシンボルとも言える湯気や噴気など、その荒々しさをメタルアートで伝えます

「温泉いろは」で知る雲仙温泉

全国の「界」で毎日開催される「温泉いろは」は、“界の湯守”がその地域の温泉の歴史や文化、効果的な入浴方法などを紹介するミニ講座。その地の温泉が、より身近に感じられるひと時です。

▲毎日開催の「温泉いろは」で、雲仙の歴史や温泉利用法が判る!

毎日16時10分からはじまる「温泉いろは」では、雲仙温泉の歴史や泉質などを紹介。雲仙は長崎の出島を通じて世界に紹介され、開国後は欧米人の保養地として発展。湧き出た温泉はお風呂のほかに、暖房などにも使われるSDGsな温泉地です。

▲「温泉いろは」ではホテルのすぐ横にある「清七地獄」で、噴気と「燗付け(かんつけ)」を見学

雲仙では100年ほど前から、温泉の熱を使って水を温め、ヒーターなどに利用する伝統的なエコ装置「燗付け」があります(写真の木や石で囲まれた部分)。界 雲仙も宿所有の燗付けがあり、給湯や床暖房、シャワーなどに利用しています。

▲全国にある界ブランドの旅館で温泉いろはに参加するとスタンプを押してもらえる特製「お湯印帳」

温泉いろはに参加すると、「お湯印帳」をいただけます。界 雲仙のスタンプは地獄の湯けむりや中国格子、ステンドグラスなど、雲仙や長崎にゆかりのある図案。温泉の泉質や雲仙の紹介も押され、宿泊の記念にピッタリ。11か所の押印ができるので、界の温泉巡りが楽しくなります。