大学入学や入社、転勤などで来月引越っこす必要がある人もいるのではないでしょうか。
毎日が忙しくて引越しの準備ができていなくても、1ヵ月で引越しをすることは十分にできるので安心してください。
今回は、1ヵ月で引越しをするために必要なことや手順について解説します。
解約する旨通知をする
まずは、今の物件の退去について不動産会社に通知をしましょう。
賃貸借契約書には借主からの解約通知について記載がありますが、転勤などの理由でやむを得ず退去する場合は、貸主も大目に見てくれるケースがほとんどです。
契約書に「3ヵ月前の通知と書いてあるから」とあきらめずに、まずは不動産会社に解約したい旨を連絡しましょう。
その後、退去について正式な手続きを行います。
引越し先を探す
引越しをするには、転居先の物件を探す必要があります。
インターネット上や不動産会社に足を運んで物件を探す前に家賃の予算や希望条件をまとめておくと、探す時間を短縮できます。
ただし、事前に何も調べずにいきなり不動産会社に足を運んでしまうと、相手にとって都合の良い物件を紹介されるので注意しておきましょう。
内見などをして住みたい物件が見つかったら、入居申し込みを行って賃貸借契約の手続きを行います。
2月は不動産の市場が最も動く時期なので、希望条件に合った物件を見つけやすく、場合によっては相場よりも安い家賃の物件を見つけられる可能性があります。
転出届を提出する
引越しをすると住所が変わるため、転出届や転居届の提出が必要になります。
異なる自治体へ引越しをする場合は転出届、同じ自治体内での引越しであれば転居届を市役所や区役所に提出しましょう。
新しい自治体で転入届を提出する際は、転出届の証明書が必要になります。
引越し先が近ければ問題ありませんが、現住所から遠い場合はわざわざ役所まで足を運ばないといけないため、引越しが完了する前に転出届を提出しておくことをおすすめします。