しかし、そんな橋本だが、本人や事務所はある心配事を抱えているという。
「これまで、デビューから多数の作品に出演しているのに代表作がない。実際、橋本環奈といえばこの作品というものがなく、本人もかなりコンプレックスに思っているようです。これまで、映画『銀魂』の神楽や、『キングダム』の河了貂、さらに『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』シリーズのヒロイン・四宮かぐやなどを演じてきた。それぞれがヒット作ですが、ほかの出演者のキャラも強く橋本の印象は薄い。脇役としては優秀なのですが、主役級の女優としては物足りません」(同上)
そんな橋本は、出演した話題の舞台でも屈辱を味わったという。
「上白石萌音とダブルキャストで出演した舞台『千と千尋の神隠し』で、演技の差が出てショックだったようです。そもそも評価が高かった舞台ですが、関係者の間では舞台慣れしている上白石に軍配が上がった。主役の千尋を2人とも担当したのですが、上白石は情感たっぷりのセリフ回しで表情豊かに演じた。かたや橋本は、緊張もあったのかセリフに抑揚がなく、関係者からの評価も低い。実際、上白石はこの舞台が評価され『第30回読売演劇大賞』の最優秀女優賞を受賞しています」(同上)
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