髪を上げた時などに見える「うなじ」。難しいからと処理を諦めてはいませんか?この記事では自分でうなじを処理する方法や、綺麗な襟足の形について解説します。セルフ処理に役立つグッズや、プロが施術してくれるサロンも紹介するので参考にしてみてください。
【シェーバー】うなじをセルフで処理する方法
①シェーバーを使った処理方法
シェーバーを使った処理は、とてもポピュラーで簡単なうなじのセルフケア方法です。刃が丸いので、けがや肌荒れを防止しながら手軽にうなじの毛が処理できます。
処理方法は、髪をまとめて産毛を剃っていくだけです。うなじは自分では見えづらいので、三面鏡を使うことをおすすめします。見やすい角度を見つけたら、少しずつシェーバーを動かして毛を処理していきましょう。
②セルフ処理で注意すること
シェーバーを使ってうなじの毛を処理するときは、動かし方に注意しましょう。髪の流れに沿って、シェーバーを上から下へ動かすと綺麗に仕上がります。毛の流れに逆らって処理すると産毛が絡まったり、チクチクしたりする可能性があります。
またしっかり処理をしたいからと言って、肌にシェーバーを押し当てるのは危険です。シェーバーの刃は丸形とはいえ、強い力で押し当てるとけがをする可能性があります。肌に優しく当てて、髪をなでるように処理をするのがポイントです。
POINT
綺麗に仕上げるコツ
シェーバーを優しく肌にあて、上から下へ動かしましょう。
【除毛クリーム】うなじをセルフで処理する方法
①パッチテストを行う
除毛クリームでうなじの処理をする前には、必ずパッチテストを行うようにしましょう。除毛クリームは塗るだけで簡単にムダ毛の処理ができる便利なグッズですが、人によっては肌荒れを起こすこともあります。うなじは皮膚が薄いため、肌荒れが起きやすいです。安全を確認してから処理に臨みましょう。
パッチテストの方法は、うなじと同様に皮膚の薄い二の腕や内ももなどにクリームを塗ります。10円玉くらいのサイズに塗り広げましょう。そのまま5分から10分おいたら、ぬるま湯でよく洗い流します。塗った直後から24時間、肌に赤みやかゆみなどの異常が出なければ大丈夫です。
パッチテストのやり方
肌の上にクリームを塗り広げる
5分から10分様子を見る
ぬるま湯でぬめりがなくなるまで流す
クリームを塗ってから1日異常が出ないかチェック
POINT
敏感肌用の除毛クリームがおすすめ!
肌荒れを防ぐために、保湿成分など肌への負担が軽減される成分の入った除毛クリームを選びましょう。
②処理の準備をする
除毛クリームでうなじの処理をするときは、いくつか準備が必要です。除毛クリームには毛を溶かす成分が含まれています。必要以上に除毛してしまわないように、事前にシャワーキャップでカバーをしておくと安心です。また毛が長すぎると綺麗に除毛できない場合があるので、3ミリ程度の長さに整えておくと良いでしょう。
③除毛クリームを塗って放置
除毛したい部分にクリームを塗り、一定の時間放置します。除毛クリームを塗るときも、鏡を使ってよく見ながら行ってください。毛が隠れるくらい厚めに塗るのがポイントです。産毛の生えている部分にもムラなく塗りましょう。
除毛にかかる時間はクリームによって異なるので、説明書などをよく読んで時間を守って処理をしてください。途中でヒリヒリしたり、かゆみを感じたりしたらすぐにクリームをふき取りましょう。
POINT
バスルームでの処理がおすすめ!
除毛クリームは最後にお湯で流すのでバスルームで処理をするのがおすすめです。液だれをしてもすぐに流すことができます。
④ティッシュなどでクリームをふき取る
指定の時間が経過したら、ティッシュやコットンなどでクリームをふき取ります。まずは一部だけふき取って、きちんと除毛できていたら大丈夫です。クリームと一緒に産毛がついてこないようであれば、追加で2、3分様子を見てみましょう。クリームが肌に残らないように、鏡で確認しながらふき取ってください。
⑤ぬるま湯で洗い流す
クリームをふき取ったら、最後にぬるま湯で流します。除毛クリームのぬめりがなくなるまで、やさしく洗い流してください。除毛した後の肌は敏感になっているので、強い力でゴシゴシこすってはいけません。洗い流した後に、化粧水などで保湿をするとさらに良いでしょう。
除毛クリームは、自宅で簡単にできるセルフケアグッズです。しかし種類が多くて、効果があるものや肌に合ったものを見つけるのは大変ですよね。ドラッグストアなどで手軽に買えるものもあるので、参考にしてみてください。
うなじを綺麗に見せる襟足の形は?
①W型
W型の襟足は、うなじが綺麗に見える王道の形です。耳から首にかけてとがった形をしていて、首の中心あたりでくぼんだW型になっています。左右の襟足を長くして、中央だけ短くすることで、首が細長く見えるといわれています。
またカーブの深さや襟足の長さを調整することができるのも、W型の特徴です。浴衣や首元が大きく開いた洋服を着るときには、襟足が長めだと綺麗に見えます。反対に首元の詰まった着物やシャツなどは、襟足を短めにするのがおすすめです。襟足が短いと、ポニーテールなどで髪を上げた時も自然な見た目になります。
②WM型
W型と並んで人気なのがWM型です。舞妓さんのうなじを想像してみましょう。耳から首にかけてはW型と同じ形です。しかし首の中央だけ、少し長めに襟足を残すのがWM型の特徴です。真後ろから首を見ると、うなじの肌色の部分でM字型ができているのが分かります。
舞妓さんのイメージが強いWM型なので、やはり和服との相性が良いです。しかしカーブを緩くすることで自然な仕上がりになり、いろいろな服やヘアスタイルに合わせられるようになります。形が少し複雑なので、セルフでの処理は難しいのが難点です。
③直線型
直線型もうなじを綺麗に見せてくれます。名前の通り襟足がまっすぐに揃った形で、中性的な印象を与えることができます。和服よりも洋服に適した襟足の形といえるでしょう。WM型よりも簡単に形が決まるため、セルフでの処理におすすめです。