具はキューブ状のチーズ加工品と、謎肉、コーン、ネギの組み合わせ。お湯を入れる前はチーズ加工品が最も目立っていましたが、スープにだいぶ溶け出してしまうことで、残された具はちょっとボリューム不足に見えてしまいます。「カップヌードル」シリーズといえば具がたくさん入っていることが多いので余計にそう見えるのかもしれません。

 チーズを中心にクリーミーにまとめられた一杯でしたが、バター風味が物足りないためかあまり「背徳」感はなく、ちょっと残念でした。

ニンニクバターでこれぞギルティ!!「日清のどん兵衛 味噌バタークリーミーうどん」

 続いては、「どん兵衛 味噌バタークリーミーうどん」214円(税別)。「どん兵衛」は和風カップ麺の大定番ブランドですが、和風といえば保守的かと思いきや、今回の3ブランドの中でも特にぶっ飛んだフレーバーを多く生み出し、流行を取り入れるのも早いイメージがあります。

 うどんやそばにニンニクをガンガンぶち込む商品も多く、「二郎インスパイア」にも真っ先に飛びついていました。「背徳」は最も得意とするところではないでしょうか。今回の「背徳の麺トリオ」を提案したのは、実は「どん兵衛」さんサイドではないかとすら思います。