フタを開けると、別添袋の「背徳チーズカレーパウダー」と大量のスープ粉末、そしてキューブ状のチーズ加工品が目立ちます。「背徳チーズカレーパウダー」は黒地に黄で彩られており、なんとなく「ラーメン二郎」を思わせるカラーリング。味は全然違うとはいえ、やはり「背徳」といえば二郎がチラつくのでしょうか?

 チーズやバターを効かせたクリームベースのスープに、「背徳チーズカレー粉末」と、カップヌードルらしい縮れのついた中細油揚げ麺、そして溶け出したチーズ加工品と謎肉、コーン、ネギといった具が合わせられています。

 スープはクリーム感があり、チーズのコクも感じられますが、「背徳」要素の核と思われたバターはちょっと弱め。チーズが最も目立っているものの、正直あまり「背徳」感はありません。クリーミーでどろどろしていてちょっとカロリー高めかなと思う程度で、完食しても罪悪感はないように思います。

 別添の「背徳チーズカレーパウダー」には、チーズとカレーの粉末が入っています。チーズの粉末がスープのチーズ味を補い、この商品の主役がチーズであることを確固たるものにしていますが、カレー味は控えめで、アクセントとして香る程度でした。